国内最大のゲームの展示会「東京ゲームショウ2017」(会期:9月21日~24日、21・22日はビジネスデイ)が21日、開幕した。21日のセガブースでは、『真・女神転生』シリーズの新作『D×2 真・女神転生 リベレーション』に関するステージイベントが行われたので、その模様をお伝えする。

セガブースにて『D×2 真・女神転生 リベレーション』の情報を大公開

ステージイベントには『D×2(ディーツー) 真・女神転生 リベレーション』(以下『D×2』)の開発プロデューサー・山田理一郎氏が登壇し、本作に関するプレゼンテーションを行った。山田氏は『D×2』の制作発表した際に大きな反響があり、ユーザーからの期待値が非常に高いことを感じだという。山田氏自身も『女神転生』シリーズの大ファンということもあり、「我々の世代は『真・女神転生』にものすごく影響を受けた。シリーズ25周年を迎え、本シリーズをプレイしたことのない若い人にも『真・女神転生』を伝えていきたいと思った」と開発経緯を説明した。

また、『D×2』は、スマートフォン向けの完全新作であることに加え、「交渉」「悪魔合体」「スキル継承」といったシリーズ従来のシステムを盛り込んだ作品で、かつスマホでありながら、登場する「悪魔」がハイクオリティの3Dであることをアピール。さらにオリジナル要素を多数用意し、やり応えのあるRPGに仕上がっているという。

イベントでは『D×2』のTGS試遊バージョンを用いたデモプレイが行われた。このデモプレイでは、ホーム画面(プレイヤーが所属する組織「リベレイターズ」のアジト)やMAP画面、バトル画面を公開。山田氏は、MAP画面では他のプレイヤーがスフィアとして登場し、現在どんなプレイをしているのかなどの近況が表示され、簡単なコミュニケーションもとれると説明。また、敵とのバトルは4体の悪魔を召喚(プレイヤーは戦闘に参加しないとのこと)して戦うターン制で、相手の弱点を突くことで行動回数が増え、戦闘を有利に進められることが明らかに。さらにバトルオート機能も実装。敵の弱点がわかった状態で利用すると、弱点を突いたオートバトルで効率のよい戦いが可能なようだ。

『D×2』の悪魔合体は「偽神教会」という施設で行い、合体方法は「素材から」「結果から」の2タイプを用意。デモプレイでは「ハトホル」と「モコイ」から「デカラビア」、「オバリヨン」と「ピクシー」から「ユニコーン」を悪魔合体してみせた。

その後、コンテンツの1つ「アウラゲート」が紹介された。アウラゲートは、3Dダンジョンを探索するシリーズではおなじみのコンテンツだが、バトルはストーリーモードとは異なりエンカウント式を採用。敵がいつ襲いかかってくるかわからないドキドキ感が味わえるという。また、ダンジョンにはボスが登場するほか、悪魔合体に必要となる「マグネタイト」を集めることができる。

イベント最後には、『D×2』の公式情報アプリ「D×2 真・女神転生リベレーションINFO」(以下、『D×2 INFO』)を発表。Android版は現在配信中で、iOS版は近日配信予定とのこと。山田氏は「『D×2 INFO』は、公式動画をまとめてチェックしたり、ここでしか見られないシークレット情報も公開したりしますので、今のうちからダウンロードしておくといいかも」とアピールした。

なお、23日の『D×2』ステージでは、今回明かされなかった情報も公開されるという。

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