【レポート】

「日本ゲーム大賞2017」大賞は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』、経済産業大臣賞には『ポケモンGO』プロジェクトチームが選出

今年の日本ゲーム大賞は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が獲得

国内最大のゲームの展示会「東京ゲームショウ2017」(会期:9月21日~24日、21・22日はビジネスデイ)が21日、開幕した。初日のメインステージでは、「日本ゲーム大賞2017」の大賞を発表。今年度は任天堂の『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が選ばれた。

「日本ゲーム大賞2017」は、2016年4月1日から2017年3月31日の期間に日本国内でリリースされた家庭用ゲーム機やパソコン対応ソフトなど、コンピュータエンターテインメントを対象に、一般投票および日本ゲーム大賞選考委員で審査を実施。年間を代表するにふさわしい作品を表彰する「年間作品部門」各賞、日本を代表するトップクリエイターがプロの視点で選ぶ「ゲームデザイナーズ大賞」、ゲーム産業の発展に寄与した人物、団体に贈られる「経済産業大臣賞」が選出される。

司会は今年で6度目となるタレントの伊集院光と前田美咲が担当。大賞には任天堂より2017年3月3日に発売されたWii U/NintendoSwitch用アクションアドベンチャーゲーム『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が選出された。そして、「経済産業大臣賞」は、『ポケモンGO』プロジェクトチームが獲得。世界中を熱狂の渦に巻き込み、配信開始からわずか約2か月で5億ダウンロードを達成、子どもから大人まで幅広いユーザーが町中に溢れるなど、日本でも社会現象に。AR技術を活用し、現実世界と融合させた新たなゲームの楽しみ方を提示し、さらにゲームを通して地域活性化、被災地復興への貢献など、ゲームコンテンツの新たな可能性、優位性を示した点が評価されての受賞となった。

チームを代表して登壇した、ポケモン代表取締役社長・石原恒和氏は、受賞の喜びをファンや関係者に伝えると共に「個人としては2011年に『ポケットモンスター』シリーズの累計販売本数が1億6,000万本を突破したタイミングで経済産業大臣賞をいただき、6年後にシリーズとしては2億9,000万本を達成しました。しかし『ポケモンGO』はわずか1年で7億5,000万ダウンロードを記録することができました。これからもゲームコンテンツ作業の発展に努力していきたいと思います」と感無量の様子を見せた。また、ナイアンティックの代表取締役社長・村井説人氏も「『ポケモンGO』を発表して1年。世界中から『ポケモンGOを通じて外に出ることができるようになりました』『日々見落としがちなモノを発見することができました』『友達、家族とコミュニケーションをとることが多くなりました』など素晴らしい声をいただきました。今後も様々な楽しさを皆様にお届けできるよう、チーム一同頑張っていきたいと思います」と作品への熱い思いを語った。

今年で6度目の司会となる前田美咲と伊集院光

ゲームデザイナーズ大賞の審査委員長・桜井政博氏

『ポケモンgo』プロジェクトチーム(左から石原恒和氏、村井説人氏)

左から『ゼルダの伝説 BotW』ディレクター・藤林秀麿氏、プロデューサー・青沼英二氏

また、司会の伊集院は、大賞に輝いた『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』について「僕もかなりやり込んでいるつもりなんですが、まだ昨日コログ族が見つかりました。凄いです。そして"あの山の向こうに何があるだろう?"みたいな気持ちを久しぶりに感じることができました」と絶賛した。なお、今年の優秀賞に選出された計11タイトルは以下のとおり。

『Overwatch』(PS4/PC)
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(Nintendo Switch / Wii U)
『NieR:Automata』(PS4/PC)
『仁王』(PS4)
『バイオハザード7 レジデント イービル』(PS4/Xbox One/PC)
『人喰いの大鷲トリコ』(PS4)
『ファイナルファンタジーXV』(PS4/Xbox One)
『ペルソナ5』(PS4/PS3)
『Horizon Zero Dawn』(PS4)
『ポケットモンスター サン・ムーン』(3DS)
『モンスターハンターダブルクロス』(3DS)

また、グローバル賞・日本作品部門は『ポケットモンスター サン・ムーン』(3DS)、グローバル賞・海外作品部門は『FIFA 17』(PS4/PS3/Xbox One /PC)、ベストセールス賞は優秀賞にも選ばれた『ポケットモンスター サン・ムーン』(3DS)が獲得した。そして、これまでにない斬新かつ革新的で創造性豊かな作品をプロのクリエイターが選考、表彰するゲームデザイナーズ大賞には『INSIDE』(PS4/PC)が輝いた。ゲームデザイナーズ大賞の受賞理由について、ゲームデザイナーズ大賞の審査員長・桜井政博氏(ソラ代表)は、「操作方法は極めてオーソドックスだが、印象的な描写が心に残る作品。主人公を含めた、謎めいた世界。その表現手法は、数多の作品と比較しても"似ている"と言える作品がほぼありません。これもオリジナリティの形として、独創性を重視するゲームデザイナーズ大賞に選考させていただきました」と述べた。

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