【レポート】

株主優待銘柄を購入する上での注意点

1 連結決算の推移や株式市場をチェック

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株主優待とは、株主優待を実施している企業の株式を保有していれば、企業から優待券やお食事券、お米や株主優待限定の自社商品などをもらえる株主ならではのサービスです。現在は上場企業の約4割が株主優待を実施しており、選べる楽しさやもらえる楽しさがあるので、株式投資初心者の人でも狙いやすいのが魅力。ただし、事前に株主優待の注意点を知っておくことも大切です。

何がもらえるのか最初に確認しよう

株主優待銘柄を購入する際、まずはどんな優待品を受け取れるのかをきちんと確認しましょう。同じ業界の銘柄でも、1社はオリジナル商品、1社が割引券など会社によって優待品が異なります。特に優待券や割引券の場合は、店舗が近所にあるか、通販で利用できるかなどを確認しておくと良いでしょう。

また、最低単元である100株以上なら何単元であろうと同じ優待内容のところもあれば、単元によって内容が変わるところもあるため、何単元でどんな優待品がもらえるのかを確認しておく必要があります。例えばYahoo!ファイナンスの株主優待のところをクリックすると、株主優待の内容と投資金額と配当金が出ています。株主優待の情報がない場合には、実施していない企業なので、株主優待はありません。

「株主優待」の部分をクリックすると優待内容が表示される(引用:Yahoo!ファイナンス 日本マクドナルドホールディングス)

また、「るいとう(株式累積投資)」や「ミニ株」などの単元未満株では、原則株主優待品を受け取ることはできないので注意が必要です。「るいとう」は、ある銘柄を毎月一定額ずつ買い付けていく制度。買い付け途中では、まだその銘柄は自分名義となっていないため、優待を受け取ることができません。

「ミニ株」は、その銘柄を単元の10分の1や1株など細かい単位で買い付ける制度です。少額な予算で売買を楽しめますが、るいとう同様、買い付け銘柄は自分名義ではないため、原則、株主優待を受け取ることはできません。ただし、証券会社によって運用が違うため各社に確認しましょう。

優待銘柄はどのように選べばいい?

株主優待銘柄を選ぶときは、まず最終利益が出ている銘柄を選ぶことがポイントです。株主優待銘柄の購入といっても、基本的には株式投資をするということ。いくら株主優待の内容が良くても、その企業の業績が思わしくなかったり、株価が下がり続けたりしている状態だと購入自体を考え直す必要があります。

企業の業績を見るには、まず直近の決算をチェックする必要があります。いくら売り上げが高くても、利益が出ていなければ意味がありません。連結決算の推移もYahoo!ファイナンスの企業情報のところをクリックすると見ることができるので、売り上げや利益が増加傾向かどうかもきちんとチェックして最終利益が出ている銘柄を選びましょう。

連結決算推移も確認しておく必要がある(引用:Yahoo!ファイナンス くらコーポレーション)

また、目をつけた銘柄がなるべく割安で購入できれば、それに越したことはありません。買い時を判断するのに、ひとつの目安となるのがPERやPBRといった株式指標です。PERは株価収益率といい、株価と企業の収益を比較する指標。一般にはPERの数値が小さいほど割安といえます。PBRは株価純資産倍率といい、企業の所有する現在の資産に対して、株価が割安か割高かと判断する指標。一般には1倍未満なら割安とされています。

Yahoo!ファイナンスの参考指標のところでも見ることができますし、自分でも計算式に当てはめれば計算することができます。

参考指標とPER・PBRの計算式(引用:Yahoo!ファイナンス 積水ハウス)

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目次
(1) 連結決算の推移や株式市場をチェック
(2) 株主優待を受けるために必要な手続き
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