Rise of the Tomb Raider(グラフ31~39)

SQUARE ENIX
http://www.tombraider.com/

さすがにこのゲームでシーン別にフレームレート変動まで示すと、それだけでグラフが12枚増えてしまうので省略させていただき、Overallだけ。まずグラフ31~33がGeothermal Valleyの結果だが、平均フレームレート(グラフ31)はGeForce GTX 1080が優位だ。

とはいえRadeon RX Vega 64もFull HDで10fps程度、4Kだと4fps程度の差だから大きな違いとは言いにくい。ただ最大フレームレート(グラフ32)は、特にFull HDでは40fps以上の差があるのはどうしたものか? 最小フレームレート(グラフ33)は何時もの様に暴れているのであまり参考にならない。

ずっと差が縮まるのがProphets Tomb(グラフ34~36)。平均フレームレート(グラフ34)は、傾向こそ同じだが、性能差はずっと縮まっているし、最大フレームレート(グラフ35)もそんな感じだ(Radeon RX Vega 56と64の最大フレームレートがかなり重なっている、というあたりはGPU側がボトルネックではないのかもしれない)。最小フレームレート(グラフ36)は。これもあまり参考になる感じではない。

少し性能差が明確になったのがSpine of the Mountain(グラフ37)で、特にRadeon RX Vega 56と64の差が明確になっている。GeForce GTX 1080との性能差はそれなりというところ。最大フレームレート(グラフ38)はちょっと面白い傾向になっているが、まぁGeForce GTX 1080が僅差で優位。最小フレームレート(グラフ39)は相変わらずあてにならない。

ということでRise of the Tomb Raiderに関して言えば、GeForce GTX 1080が最高速であり、これに若干低めでRadeon RX Vega 64が続くといった傾向で、GeForce GTX 1080有利となった。