【レポート】

Ryzen Threadripperがついに発売 - 極冷OCデモで5GHz超えも

AMDは、8月10日22時にハイエンドデスクトップ向けCPU「Ryzen Threadripper」を発売した。これに合わせて、ドスパラパーツ館、TSUKUMO eX.、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店が夜間販売を実施。期待の最新CPUを求めて熱心なAMDファンが秋葉原を訪れた。

Ryzen ThreadRipperは、"Zen"アーキテクチャベースのハイエンドCPUで、すでに市場に投入されているメインストリーム向けCPU「Ryzen」シリーズの上位に当たるモデルとなる。最大で16コアの多コアに加えて、クアッドチャンネルのDDR4メモリコントローラの搭載や64レーンのPCIe 3.0レーンをサポートが特徴として挙げられる。

ラインナップとして、16コア/32のスレッドの最上位モデルRyzen Threadripper 1950X、12コア/24スレッドのRyzen Threadripper 1920X、8コア/16スレッドのRyzen Threadripper 1900Xの3モデルをそろえるが、今回発売となったのはRyzen Threadripper 1950XとRyzen Threadripper 1920Xの2モデルだ。

マイナビニュースでは、大原雄介氏によるファーストインプレッションを掲載しているので、こちらも参照してほしい。近日中に内部解析も含めた完全版もお届けする予定だ。

Ryzen Threadripper 1950X/1920Xファーストインプレッション

価格はRyzen Threadripper 1950Xが税別145,800円、Ryzen Threadripper 1920Xが税別115,800円。また、これに合わせて対応チップセット「AMD X399」を搭載したマザーボードも発売。ASUS、ASRock、GIGABYTE、MSIから計5製品が投入されている。

ドスパラパーツ館(左)とTSUKUMO eX.(右)の価格。どちらも同じ価格となっていた。ちなみにアメリカでの参考価格は999ドルと799ドル。AMDは競合となるIntel Core i9-7900Xと比較して、Ryzen Threadripper 1950Xは「同一価格でパフォーマンスを上回る」、Ryzen Threadripper 1920Xは「安価で拮抗する性能」だとアピールしていたのだが、いまのところ日本国内では状況が異なる。早期に価格が落ち着くのを期待したい

Ryzen Threadripperと対応マザーボードは一部を除き、8月4日から予約を受付、さらに夜間販売当日にも事前の会計を実施していたことから、販売開始の22時には大きな混乱もなく、スムーズに製品が受け渡しされていた。

ドスパラパーツ館では21時から事前会計を実施

パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は20時から事前会計。また、今回の夜間販売に合わせて記念特価品も用意していた

今回店頭では20人~30人程度が購入したものとみられる。CPUだけでも10万円をゆうに超え、マザーボードとセットでは20万円コースの高額製品ということを考えると盛況といえるだろう。なお、CPUは最上位のRyzen Threadripper 1950X、マザーボードは手ごろな価格感からかASRockの「X399 Taichi」を購入するユーザーを多く見かけた。

パソコン工房 秋葉原BUYMORE店では販売前にカウントダウン。拍手でRyzen Threadripper発売を迎えた

購入第1号の男性。16時にはお店に来るほどの熱の入りよう

TSUKUMO eX.でも販売開始

と同時に22時過ぎにも関わらず店頭には人だかりが

ここ最近のCPU発売イベントではおなじみとなりつつある、オーバークロッカー清水氏による極冷OCのデモを実施。Ryzen Threadripper 1950XとASRock X399 Taichiを使用

16コアをフルに稼動させているせいか、液体窒素の煙がものすごい。入れるそばからなくなっていったとのこと

最終的に倍率51.5の5137.7MHz駆動を達成。CINEBENCHでは3867というとんでもないスコアを記録

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