【レポート】

H-IIAロケット35号機現地取材 - 打ち上げ時刻が正式に決定、ウィンドウの長さには注意!

三菱重工業(MHI)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月10日、H-IIAロケット35号機の打ち上げ時刻を、8月12日の13時40分00秒に決定した。同ロケットは、準天頂衛星システムの3号機である「みちびき3号機」を搭載。もともとは11日の打ち上げ予定だったが、天候上の理由により、12日に延期されていた。

打ち上げ時刻とほぼ同じ現在の種子島宇宙センター。快晴で非常に蒸し暑い

1つ注意して欲しいのは、打ち上げウィンドウの長さだ。今回のウィンドウは、13時40分00秒~22時14分00秒と8時間以上もあり、比較的ウィンドウが長い静止衛星としても、かなり異例の長さだ。天候や機体の状況によっては、打ち上げが夜に延びる可能性もあるので、見に行く人は気をつけて欲しい。

なお2カ月前に打ち上げ日が発表されたとき、ウィンドウは「14:00頃~23:00頃」となっていたが、"頃"が付いていることから分かるように、これはあくまでも目安。打ち上げが近くなり、より詳細に解析した結果、それよりも20分早まっただけであり、特に何か大きな変更があったわけではないということだ。

今後のスケジュールであるが、まず機体移動が12日の深夜0時頃から開始される予定。H-IIAロケット35号機は、固体ロケットブースタ(SRB-A)が4本の204型に、大きな5m径の5S型フェアリングが搭載される。これは、2006年12月の11号機以来というレアなスタイル。H-IIAロケットでは筆者が最も好きなコンフィギュレーションであり、こちらも注目だ。

南種子町の様子。打ち上げが1日遅れた結果、「ロケット祭」とまさかの同時開催に

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