エプソンから、家庭内シアターが実現できる「EH-TW5650」など、ホームプロジェクター製品2モデル、ビジネスプロジェクター製品7モデルが続々と投入される。メディア向けに開催された新製品内覧会の模様をお伝えしよう。

エプソンからプロジェクターの新製品が登場。写真はホームプロジェクターとして活用できる「EH-TW5650」

ホームプロジェクターのカテゴリに追加されるのは、「EH-TW5650シリーズ」と「EH-TW650シリーズ」。

EH-TW5650はフルHD(1080p)のホームプロジェクターで、MiracastとBluetoothに対応している。映像・音声をワイヤレスで送れるため、プロジェクター背面の配線を単純化できる。コントラスト比は60,000:1を実現し、フレーム補間により滑らかな映像を投影できるようになった。このほか、上下レンズシフトによって投影するスペースを調整可能で、プロジェクターを設置する場所の自由度が向上した。推定市場価格(以下すべて税別)は129,980円で、80型モバイルスクリーンセットモデルも用意される。こちらの推定市場価格は135,980円だ。

EH-TW5650で投影した映像(右)。コントラスト比は60,000:1を実現、フレーム補間により滑らかな映像も投影できるように

上下レンズシフトを操作する様子。投影するスペースを調整できるため、プロジェクターを設置する場所の自由度が高い

EH-TW650も、フルHDに対応した製品。短い投射距離(2.27m~2.75m)で100インチの大画面を投影できる。推定市場価格は99,980円と、このクラスの製品としては低価格を実現した。担当者によれば、ビジネス向けに販売していたモデルをベースに、家庭向けにアレンジしたことで、コストダウンに成功したという。

短い投射距離で100インチの大画面を投影できるEH-TW650