ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。

■5位:古坂大魔王が15歳年下タレントと結婚! ピコ太郎ブレイク前から交際

古坂大魔王

昨年、「PPAP」で世界的ブレイクしたピコ太郎のプロデューサー・古坂大魔王(44)が結婚。相手は15歳年下の安枝瞳(29)で、グラビアアイドルやキャンペーンガールでの活動を経て、現在はタレント活動しているという。

二人は妻のニックネーム「やっさん(8・3)」にちなんで、8月3日に婚姻届を提出。古坂は「44年……あのランディ・バース(元阪神)の背番号の歳になり」と語ったほか、ピコ太郎としても「仲よしで私と(妻の)多味(たみ)のよう」とコメントした。

交際スタートは2013年5月で、すでに4年超が経過。古坂は昨年まで不遇のときを過ごしていたが、「彼女の優しさと、真面目さと、切なさと、心強さとに惹かれた」と支えてくれた妻に感謝した。二人で勝ち取ったブレイクだったということか。

ただ、そこはプロデューサー・古坂。この機会に「ピコ太郎が2014年に病院のトイレで出会った」という妻・多味さん(78)を公開。しかし、その多味さんは、老けたふん装をしているが、明らかに安枝だった。

ともあれ、この設定追加で古坂と安枝の芸域が広がったのは間違いない。もともとお笑いコンビ・底ぬけAIR-LINE時代からセンスとトーク力を絶賛されていた天才肌だけに、さらなるブレイクを予感させる。

■4位:岡田准一が230坪“5億円豪邸”建設へ。宮崎あおいとの新居か

宮崎あおい

『女性セブン』が再び岡田准一(36)のプライベートを報じた。

同誌は2年前の2015年8月に、岡田と宮崎あおい(31)との交際を報じていたが、今回のネタは一軒家の建築。著名人も多く住む都内有数の閑静な高級住宅街で、土地は何と約230坪という。同誌によると、価格相場は坪あたり150万~200万円のため、土地だけで約3億円。「もともと2つの土地を合わせて購入した」というスケールの大きさは、スターならではで、通常の一軒家なら10軒建てられる広さのようだ。

設計も有名建築家の中村拓志氏(43)に依頼するこだわりぶり。中村氏は表参道の東急プラザや羽田空港内ラウンジなどを監修した凄腕であり、岡田は近代建築に強い興味を持っているというから、どんな家ができるのか興味深い。同誌によると、「地上2階、地下1階で、延べ床面積は400平方メートル。庭にもこだわった総額5億円の大豪邸」で、竣工は来年8月予定というから、1年がかりの大仕事だ。

現地に掲げられた建築計画の建築主には「岡田」の名前があり、宮崎と住む家と見て間違いない……となると気になるのは、結婚の時期。具体的な予定はないようだが、二人の目撃談は多いだけに電撃発表があっても驚かない。

余談だが、ジャニーズの先輩であるTOKIO・国分太一(42)の家も近くにあるらしい。こういうネタを『ビビット』で扱い、堂々とコメントしてほしい。

■3位:元祖プッツン女優・石原真理子が「万引き」、さらなる暴露本の予感も

「プッツン女優」と呼ばれてから30数年、石原真理子(53)が再び注目を集めている。しかし、その理由は「万引き疑惑」だった。

7月26日、『みんなのニュース』が石原真理子の万引きを速報。「7月22日に墨田区内のコンビニで、弁当1個とお茶を持って会計せずに店を出ようとして、店員が110番通報した」という。ただ、「本当は日付けが18日で、場所は大手スーパーだった」との情報もあり、さらに、「石原は事情聴取の際に英語名を名乗っていた」などの謎も多い。

『週刊女性』が母親に話を聞くと、「娘の名誉のためにも話しますが、そんなことはありえませんよ。すぐに電話しましたけど、『誤解だ』と言って笑っていましたから」「スーパー側は後から謝ってきたそうですけど、娘は怒っていて『告訴したい』と言っていました」と涙ぐみながら話したという。

一方、『FLASH』は、「本人は万引きしたことを素直に認めた」「お金がないのでやった」という警察関係者の声を掲載している。石原は83歳と高齢の母親を気づかって嘘をついたのだろうか。

ただ、ほとんど芸能活動をしていない上に、「玉置浩二との不倫」「芸名を変えてヘアヌード写真集発売」「16歳年下アメリカ人との結婚とスピード離婚」「13人の芸能人との恋愛をつづった暴露本出版」などの過去があるだけに、石原の主張を信じる人は少ない。母は「娘は本を執筆している」というが、写真集と暴露本の次はどんな本なのか、それは見てみたい気もする。

■2位:吉岡里帆が「スッピン濡れ髪」で、芸能界屈指のモテ男・佐藤健の家へ

吉岡里帆

「吉岡、お前もか……」と思った男性は多いだろう。『女性セブン』が吉岡里帆(24)のゴシップを報じた。

今年最もブレイクした女優と言っても過言ではない。ドラマ『カルテット』の悪魔的な演技で絶賛を集めたあと、CMに引っ張りダコ状態。さらに、放送中のドラマ『ごめん、愛してる』では長瀬智也(38)の相手役に抜てきされている。

そんな多忙を極める吉岡が、初夏のある夜、コンビニで買い物を済ませて、車で佐藤健(28)のマンションへ。スッピンで風呂上がりの濡れ髪が艶っぽさを感じさせる。さらに別の日も佐藤のマンションへ入っていったという。「佐藤とは城田優(31)を介して知り合い、共通の趣味があることから意気投合し、ときには朝まで一緒に過ごすこともある」とのこと。両所属事務所は「交際はありません。友人の1人です」とコメントしたが、佐藤のゴシップ歴を振り返ると、にわかに信じがたい。

佐藤はこれまで石原さとみ(30)、前田敦子(26)、広末涼子(37)、秋山莉奈(31)らとのゴシップがあった芸能界屈指のモテ男。一方の吉岡も、「15歳で初めて彼氏ができて、その後も恋はしてきました」と恋愛体質を思わせるコメントをしたばかり。連ドラの放送期間にわざわざ会いに行くのだから、どんなに低く見積もっても好意くらいはあるだろう。売れっ子同士だけに障害もありそうだが、お似合いのカップルにも見える。

■1位:斉藤由貴が50代医師と週4回の密会。不倫疑惑で3度目の釈明会見!

斉藤由貴

今週の「手つなぎ不倫」は斉藤由貴(50)、『週刊文春』が多くの写真とともに報じた。

7月24日の昼すぎ、斉藤とある男性が横浜市内のマンションで約2時間の密会したほか、26日の18時すぎには2人で映画館へ。その後、手をつないでお好み焼き店へ行き、食事を楽しんだ。二人は28日の昼にも、約1時間40分もの間マンションで密会。さらに、30日にもマンションで会うなど、一週間で4回、1日おきに密会していたことになる。

相手男性は、横浜で内科を中心にしたクリニックを経営している50代の医師。記者の直撃に、「往診で健康の管理をしている」「(手をつないだのは、階段が急だったので)介抱しました」と不倫を否定した。一方、斉藤は会見を開いて、「家族全員がお世話になっているお医者さん」「手をつないだのは一瞬のこと」「ダイエットを全面的にサポートしてくれて。美容系の施術やアザとか治してもらった」と釈明した。

気になるのは、「責められてしかるべきなので、夫には怖くてまだ(記事についての反応を)聞けていないんですけど」「(今後については)これから話し合います」という夫婦の関係。ともに厳格な倫理観で知られるモルモン教の信仰者だけに、離婚もありえるのかもしれない。必然的に高校生の長女、中学生の長男と次女も信仰者になるが、「母のことをどう思っているのか」が気になってしまう。

斉藤は1991年には尾崎豊さん、1993年には川崎麻世との不倫騒動があり、釈明会見は3度目。前回、「前の人とのことがあったにも関わらず、『学ばない人間なんだな』と自分のことが悲しいです」という迷言を残していたが、24年の時を経て言葉の重みが増している。

□おまけの1本「独立改名から一年、のんが歌手デビュー。ギター練習に1年」

のん

7月30日、のん(24)がインスタグラムで、「あと4日」と書かれた紙を手にした写真をアップし、「のん、重大発表まで~。カウントダウン! お楽しみに」とコメント。ネット上は、「いよいよドラマ復帰か」「新作映画?」「まさかの24時間マラソンも」などの声で盛り上がっていたが、フタを開けてみたら歌手デビューだった。これまでドラマやCMで歌う機会はあったものの、新たに独自レーベルを立ち上げて音楽活動を本格化させるという。

のんは7月13日に24歳の誕生日を迎えたほか、独立改名から一年が過ぎたこともあり、『FRIDAY』に独占インタビューを提供。「取材、出版、コラム連載、イベント出演などで多忙な日々を送っていた」ものの、「全部自分で決めているから辛いと思ったことはありません」「支えとなっているのは自分のパッション。何かを表現したいというパワーです」と充実ぶりを明かした。特にギターの練習には1年かけたようで、8月6日に音楽フェスへゲスト出演するほか、秋にはデビューCDをリリースし、アルバムやツアーの予定もあるという。

「クラウドファンディングサイトが宣伝や流通などの支援をする」というのが、いかにも彼女らしいが、歌声を披露するほど「やっぱり演技を見たい」という声が飛び交うのではないか。

■著者プロフィール
木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。