ミルコンテナでは乾燥大豆をきな粉にしてみましたが、見事に市販のものとは遜色のないきな粉ができました。また、出来上がったきな粉に、粉状にしたコーヒー豆、氷、牛乳を加えてブレンダーで撹拌すると、スターバックス風のシャリシャリとしたドリンクが完成。きな粉とコーヒー豆、いずれも挽き立ての香りを楽しめて、大満足の仕上がりとなりました。
米粉も簡単に作れます。米粉は揚げ衣として小麦粉や片栗粉の代わりになり、かつ低糖質で美味しいので、家庭で使いたい分だけ手作りできるのはとても便利です。
その他、昆布や乾物のシイタケ、いりこなどを粉砕しただし粉や、ふりかけ、七味唐辛子、ハーブソルトなど、あらゆる「自家製」を楽しめます。コーヒー豆のミルとしても利用可能です。
ひと通り試してみて感心したのは、お手入れのしやすさでした。コンテナが軽くてコンパクトなので、本体との着脱が簡単。洗う際にはカッター部分とゴムパッキンに分解できて、着脱もワンタッチでできます。これだけ手軽だと洗浄する手間がめんどうに感じにくいです。日常的に使うには大事なポイントだと思います。
このように、家庭にブレンダーが1つあるだけで、食生活がとても充実します。毎日使うには、性能や品質と同じくらい、使い勝手や手入れのしやすさが重要。そんな中、ドイツ品質を日本の家庭向けに最適化したというコンパクト3は、必要な機能と装備品をうまく絞った良品でした。実売7,000円前後というお手頃価格で豊かな食生活が手に入る、試す価値ありのブレンダーです。