カプコンは6月25日、東京ビッグサイトにて『モンスターハンターダブルクロス』日本一の最速チーム"狩王"(2人1組)を決める「モンスターハンター頂上大会」を開催した。会場には各地区大会を勝ち抜いたハンターが集結し、熱戦の末、ついにハンターの頂点"狩王"が決定した。

「狩王」日本一を目指し、熱戦が繰り広げられた東京ビッグサイト

2017年4月より行われてきた「モンスターハンター頂上大会」は、全国6都市(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡)での地区予選を経て、入賞20チームが東京ビッグサイトに集結した(当日は2チームが欠席)。会場には『モンスターハンター』シリーズのプロデューサー・辻本良三氏をはじめ、『モンスターハンターダブルクロス』プロデューサー・小嶋慎太郎氏、ディレクター・市原大輔氏、メインプランナー・平岡拓朗氏、プランナー・土谷昇氏らカプコンの開発スタッフ陣が勢ぞろいし、戦いの模様を解説した。

「狩王決定戦」決勝一回戦では、20チームのうち4チームが準決勝に進出。与えられたチャレンジクエスト「XXイベント:銀嶺討伐」(銀嶺ガムートの討伐)でハイレベルな戦いを繰り広げ、「狩*狩」「Unshakable」「Chubby boys」「ミツネ系男子 チーム」の4チームが準決勝に駒を進めた。

続く「狩王決定戦」準決勝。決勝に進出できるのは2チームで、チャレンジクエストは「XXイベント:大連続狩猟1」(目的地:闘技場)で、メインターゲットは青電主ライゼクスと天眼タマミツネ。選択可能武器は「大剣」「双剣」「スラッシュアックス」「ガンランス」「ライトボウガン」の5種。一撃で瀕死になる攻撃力を誇るモンスターたちとの連戦を最速攻略したのは、4分29秒76という脅威のクリアタイムを叩き出した「Unshakable」チーム。そして5分45秒01のクリアタイムの「狩*狩」チームが2位で通過し、決勝で激突した。

「狩王決定戦」の決勝。チャレンジクエストは「XXイベント:大連続狩猟2」(目的地:闘技場)で、燼滅刃ディノバルド、鏖魔ディアブロス(狂暴走状態)、バルファルクを討伐するという大連続狩猟クエストに。選択可能な武器は「太刀」「片手剣」「狩猟笛」「ランス」「弓」の5種となった。

「狩*狩」チームと「Unshakable」チーム共に、「狩猟笛」と「ランス」の武器をチョイスして挑んだ決勝戦。「狩*狩」チームは息の合ったコンビプレイでディノバルドを気絶状態にしてあっという間に攻略し、続くディアブロス戦では一撃必殺で何度か力尽きるも、無駄のない攻撃ですばやく撃破。そして最後のバルファルク戦も、乗り攻撃を連発&連続気絶攻撃でダメージを蓄積させ11分5秒66という驚異的なクリアタイムでミッションをクリア。「狩王」日本一に輝いた。「Unshakable」チームも、段差によるジャンプ攻撃やタル爆弾を巧みに使った見事な戦いを繰り広げ、15分23秒61の好タイムを出したが、「狩*狩」チームに一歩及ばず2位となった。

「狩*狩」チームを見届けた辻本氏は「凄いですよね。(バルファルクを)あんまり動かさずに攻略した」と感心した様子を見せ、最後のあいさつでは「こういう大会を10年前からやらせてもらっているが、参加してもらっている人すべてが主役です。主役となる皆さんのいいプレイが見られて、本当によかったと思います」とファンへの感謝を述べた。

そのほか「女子ハンター」「親子ハンター」日本一決定戦の決勝大会も行われ、イベントは終始盛り上がりを見せたまま幕を閉じた。

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