【レポート】

Core Xがついに登場 - 新CPU発売で秋葉原が"熱く"盛り上がる

インテルは7月15日、同社のハイエンドデスクトップ向けCPU「Intel Core X」シリーズの発売記念イベントを秋葉原地区で開催した。秋葉原のPCショップ各店でマザーボードメーカーやPC系メディアがトークセッション行い、新CPUのパフォーマンスをアピールした。

Core Xシリーズは、IntelがCOMPUTEX TAIPEI 2017で発表した最新CPU。メインストリームであるCore iシリーズの上位モデルという位置付けで、新たに「Core i9」グレードが用意。4コアから最大18コアまでという幅広いラインナップをそろえる。

COMPUTEX TAIPEI 2017 - Intel、16コアRYZEN対抗で最大18コアの「Core i9」を投入へ
Core i9-7900XとCore i7-7820Xを試す - いち早く登場する10コアと8コアCPUのパフォーマンスを徹底検証

対応チップセットであるIntel X299を搭載したマザーボードは、6月下旬から店頭に並んでいるにも関わらず、CPU自体がなかなか登場しないという自体になっていた。7月14日時点で発売となったのは、10コア「Core i9-7900X」、8コア「Core i7-7820X」、6コア「Core i7-7800X」の3モデル、4コアの「Core i7-7740X」と「Core i5-7640X」は21日発売の予定だという。人気は8コアの「Core i7-7820X」で、15日の時点ですでに売り切れというショップもあった。

14日の時点で発売となったのは3モデル

"暑い"秋葉原でCore XとX299を"熱く"語る

イベントでは、秋葉原のPCショップ各店の店頭でASUS、ASRock、GIGABYTE、MSIといったマザーボードメーカーに加えて、アスキーとImpressがトークセッションを行った。

イベント開始時にはTsukumo eX.でパネルの除幕式も

店頭にいるコンパニオンさんの写真をSNSに投稿すると「Intel Optane Memory」が当たる抽選会に参加できるキャンペーンも実施。「当選確率が高い」と現場で話題になっていた

ASUSはゲーミングモデル「ROG STRIX X299-E GAMING」、高耐久モデル「TUF X299 MARK1」「TUF X299 MARK2」、メインストリームモデル「PRIME X299-DELUXE」「PRIME X299-A」の5モデルをラインナップ。ゲーミングブランド「ROG」のハイエンドモデルは、8月下旬の発売を予定する。

ASUSをはじめとして、いくつかのセッションではデモ用のマシンを背負って運んでいた。猛暑の中お疲れ様です

COMPUTEX TAIPEI 2017 - ASUSが「Core X」シリーズ向けのX299マザーボードを公開

トークセッションでは、各モデルの特徴に加えて、X299シリーズで搭載された仮想RAID機能「Intel VROC」のデモを披露。PCIe 3.0 x4接続とU.2 SSDでRAIDを構築。Crystal DiskMarkでシーケンシャルリードが4,650MB/s、シーケンシャルリードが1959MB/sをたたき出した。

Intel VROC(Virtual RAID on CPU)は、PCIe接続に対応した高速SSDでCPU直結のRAIDアレイを構築できる。使用するにはVROCキーというハードウェアキーが必要となるのだが、こちらについてはまだIntelから発売時期がアナウンスされていない

ASRockはTsukumo eX.店頭でオーバークロッカー清水氏による製品紹介とデモを行った。清水氏によると「イチオシはX299 Taichi」で、電源回路の強化のほか、最新世代のDr.MosやHyper BCLK Engineを搭載することで、前世代の「X99 Taichi」よりもハイエンドに近い設計になったという。

清水氏のセッションではオーバークロックのデモを披露

お肉に塩を振ってそうな清水氏。「Salt Bae」ならぬ「LN2 Bae」である

「X299 Taichi」は電源回路の強化などの改善でハイエンドモデルに近くなったという

清水氏がテストしたところ、オーバークロッカー向けの「X299 OC Formula」に近い使用感とのこと。実際のデモも「X299 Taichi」を使用し、Core i9-7900Xを5.6GHzまでオーバークロックし、CINEBENCH R15のスコアが3000を突破、さらに負荷をかけない状態では6.1GHz駆動も実現した。

Core i9-7900Xを5.6GHzまでOCしてCINEBENCHは3000超え

負荷をかけない状況で6.1GHzまで成功した

GIGABYTEは、ゲーミングブランド「AORUS」のハイエンドマザーボード「X299 AORUS Gaming 9」に搭載されたイルミネーション機能をアピール。メモリスロットに加えて、PCI Express x16スロット、チップセットのヒートシンク、バックパネルなどにLEDを内蔵し、"とにかく光る"モデルとなっている。

X299 AORUS Gaming 9とX299 UD4を展示

背面のバックプレートなども紹介

かなりの日差しと暑さにも関わらず大勢の参加者が

GIGABYTE、X299マザーボードを国内でお披露目 - ハイエンドでもゲーミングに注力

MSIは「X299 XPOWER GAMING AC」「X299 GAMING M7 ACK」「X299 GAMING PRO CARBON AC」「X299 GAMING PRO CARBON」「X299 TOMAHAWK」「X299 SLI PLUS」の6モデルを投入している。既存のZ200シリーズと同様に、ゲーミングに力を入れたラインナップだ。「X299 TOMAHAWK」の白基板モデルなど国内未発表のものもあるが、これについてはX299マザーボードの売れ行き次第で投入を検討したいとのこと。

会場ではX299 GAMING PRO CARBON ACを展示

X299の製品ラインナップ

X299搭載モデルでの強化点

COMPUTEX TAIPEI 2017 - MSIがX299マザー5モデル公開、上位モデルはM.2スロットも「FROZR」で冷却

アスキーはジサトライッペイ氏と"KTU"ことテクニカルライターの加藤勝明氏がセッションを担当。一方のImpressはテクニカルライターの高橋敏也氏と鈴木雅暢氏がそれぞれCore Xシリーズを解説した。

アスキーはジサトライッペイ氏とテクニカルライターの加藤勝明氏がCore Xシリーズを解説。イッペイ氏は「電力消費の多さが話題になってますが、体感的に1年間で数千円程度しか変わらないので、それで性能をあきらめていいんですか?」と購買を煽っていた。加藤氏は「OCして使う場合はVRMも含めて冷却をしっかりした方がいい」とアドバイスしていた

デモを担当したジサトラショータ氏は、機材を担いで運んでいた。目からハイライトが消えかけている

Impressはテクニカルライターの高橋敏也氏と鈴木雅暢氏がセッションを担当。1台でゲームと配信をする際などに多コアが効いてくるとアピール

こちらもデモ用マシンを担いで各店舗を行脚していた。デモを担当したのはライターの芹澤氏

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