新型Surface Proは下記のとおり、Core m3搭載モデルが1機種、Core i5搭載モデルが2機種、Core i7搭載モデルが3機種と、合計6機種がラインナップされている。

Surface Proのラインナップ一覧

  • Core m3/4GB RAM/128GB SSD/Intel HD Graphics 615 105,800円前後
  • Core i5/4GB RAM/128GB SSD/Intel HD Graphics 620 126,800円前後
  • Core i5/8GB RAM/256GB SSD/Intel HD Graphics 620 146,800円前後
  • Core i7/8GB RAM/256GB SSD/Intel Iris Plus Graphics 640 190,800円前後
  • Core i7/16GB RAM/512GB SSD/Intel Iris Plus Graphics 640 259,800円前後
  • Core i7/16GB RAM/1TB SSD/Intel Iris Plus Graphics 640 315,800円前後
    ※価格はすべて税別の店頭価格

今回借用したのはCore i7/16GB RAM/512GB SSD/Intel Iris Plus Graphics 640という構成のモデルで、店頭価格は税別259,800円前後。CPUの型番などの詳細スペックは製品公式サイトに記載されていないが、筆者がシステムツールなどで確認したところ、CPUは第7世代(Kaby Lake)の「Intel Core i7-7660U」(2.50/4.00GHz)、メモリはLPDDR3-1866 SDRAM、ストレージはNVMe PCIe接続のSSD(サムスン製「KUS040202M-B000」)を搭載していた。

バッテリ容量は45,000mWh、フルチャージで48,310mWh

バッテリ容量も未公表だが、コマンドプロンプトから「powercfg /batteryreport」を実行したところ、「DESIGN CAPACITY」(設計上のバッテリ容量)は45,000mWh、「FULL CHARGE CAPACITY」(フル充電時のバッテリ容量)は48,310mWhと表示された。なお連続動作時間については、最大約13.5時間の動画再生が可能と発表されている。

Core i7版Surface ProのバッテリのDESIGN CAPACITYは45,000mWh、FULL CHARGE CAPACITYは48,310mWh。筆者の手持ちのCore i5版Surface Pro 4のバッテリのDESIGN CAPACITYは38,152mWh、FULL CHARGE CAPACITYは39,892mWhなので、Surface Proはバッテリ容量を増やしたようだ

「カラープロファイル」が新たに追加

ディスプレイは「PixelSense」と名づけられた12.3型 IPS液晶(2,736×1,824ドット、3:2)を搭載。カタログスペックはSurface Pro 4とまったく同一だが、Surface Proのディスプレイ設定には「カラープロファイル」が追加され、「sRGB」と「Enhanced」を選択できるようになっている。

「設定→システム→ディスプレイ」のなかにカラープロファイルの設定が追加されている

左がSurface Pro、右がSurface Pro 4の表示例。「Enhanced」に設定すると色鮮やかに発色されるが、実際より誇張された色合いで表示される