【レビュー】

キヤノン「EOS 6D Mark II」は「EOS 6D」から何が変わったのか? - 新旧実機比較レビュー

1 「手に届くフルサイズ機」に待望の第2世代

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キヤノンからフルサイズ一眼レフの新作「EOS 6D Mark II」が登場した。2012年に発売された「EOS 6D」の後継にあたり、「手に届くフルサイズ機」という基本コンセプトを継承しながら、画質やAF、連写、ライブビュー撮影など、あらゆる性能・機能を一新している。今回はさっそく入手した試作機を前モデルと比較しながら、進化ポイントをチェックしていこう。

キヤノン「EOS 6D Mark II」。同社オンラインショップにおける販売予定価格 (税別) は、ボディ単体が225,000円、「EF24-70 F4L IS USM レンズキット」が327,000円、「EF24-105 IS STM レンズキット」が269,000円。この写真で装着しているEF24-105mm F4L IS II USMはキットレンズではない

EOSフルサイズ機では初のバリアングル対応

既存モデル「EOS 6D」(左) と新モデル「EOS 6D Mark II」(右)

まずは新旧2台を並べて比較してみた。外観上の大きな改良は、バリアングル式の液晶モニターを採用したこと。これは、フルサイズセンサーを搭載したEOSシリーズでは初となる。液晶モニターは左右最大180度、上下最大270度まで開き、ローアングルやハイアングルでの撮影、自分撮りなどを手軽に行える。構図の自由度の高める進化として、ここは素直に歓迎したい。

新モデル「EOS 6D Mark II」(右) はバリアングル液晶を新採用しつつ、既存モデルと同等の防塵防滴性能を備えている

液晶モニターを開いた状態。3型サイズ・104万ドットというスペックはこれまでと同じだ

液晶モニターはタッチパネルにも対応。ライブビュー時のAFポイント移動のほか、クイック設定やメニュー項目の選択、再生時のコマ送り、拡大やインデックス再生などをタッチ操作でスムーズに行える。しかも、ライブビュー時のAFは、同社自慢の「デュアルピクセル CMOS AF」によってスピーディに作動する。一眼レフカメラのライブビューAFとしては最速クラスといっていい。

こうしたライブビューまわりの快適さは、同じくバリアングル液晶とデュアルピクセル CMOS AFを搭載した「EOS 80D」や「EOS 9000D」「EOS Kiss X9i」などですでに高評価を得ており、その技術がフルサイズ機にも採用されたという流れだ。

タッチパネルの感度は2段階から選べる。ライブビュー時のAF方式は、顔検出+追尾優先AF、スムーズゾーンAF、1点AFの3モードに対応。AF動作は、ワンショットAFとサーボAFが選べる

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インデックス

目次
(1) 「手に届くフルサイズ機」に待望の第2世代
(2) バリアングル式モニターになっても小型軽量
(3) AFセンサーの高密度化と連写の高速化
(4) 新開発の有効2,620万画素センサーを搭載
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