チーズが作れる工場見学! 自由研究にも便利な森永乳業・東京多摩工場

ファミリー世帯の週末、子どもが楽しめるお出掛け場所を探すのに、苦労しているパパ・ママは多いのではないでしょうか。「学び場 遊び場 探検レポート」では、首都圏の「学べて遊べる場所や空間」を徹底調査! 住宅や保育園などで"子どもの未来を育む場"をビジョンとしたリノベーションを提供している「コソダテリノベ」が紹介します。

今回は『森永乳業 東京多摩工場』の工場見学にお邪魔しました。「五感で体験する工場見学」をテーマに、製造工程を見るだけでなく、実際に商品を食べたり、香りを感じてみたり、触ったりすることで、全身で体験できるプログラムが、豊富に用意されていました。早速紹介しましょう。

工場の秘密を、まずは映像でチェック

東京ドーム3つ分もの広さを有す、森永乳業の東京多摩工場。工場見学では、まず冒頭20分ほど、どの建物でどんな商品が作られているのか、製造の過程でどんなことが行われているのかを、映像と共にスタッフの方が解説してくれます。映像には同社のキャラクター「森乳モーモ」が登場! 牛乳や乳製品の製造工程や、ヨーグルト、アイスクリームの歴史などを学ぶことができました。

チーズ作りや風味検査にチャレンジ!

予約が必要なオプションになりますが、「チーズ作り」、「風味パネルマイスター体験」という2つのプログラムも用意されています。

このうち「チーズ作り」は、80度(沸騰しない程度)に温めた牛乳に酢を加え、数回かき混ぜてフィルターでこすという、シンプルな内容。特別な道具や材料は必要ないので、ここで作り方を覚えたら、家でも楽しめそうです。

家で実施する場合には「無調整牛乳」を使うようアナウンスがありますが、牛乳や酢の種類を変えてみるとどんな変化があるか、夏休みの自由研究のテーマにもなりそうです。

また「風味パネルマイスター体験」では、わずかに味を付けた水を味見し、しょっぱいのか、すっぱいのか、甘いのかなど、風味を判断する試験にチャレンジ。完成した商品を味見して、異常がないか官能検査をするための資格「風味パネルマイスター」を取得する際、実施する内容だそうです(ただし、実際の試験よりも分かりやすく味付けしています)。

この資格は、森永乳業独自の資格で、社員でも合格率1%の超難関とのこと。ゲーム感覚で取り組めるのが良いですね。

ずらっと並ぶ機械の数々にわくわくが止まらない

製造工程の見学では、牛乳やカップ飲料、ジュースを作っている工場の製造ラインを、見学通路から眺めることができます。動きが速すぎて分かりづらい製造工程は、分かりやすく示した模型を見ながら解説を聞くことができ、クイズも用意されているので、楽しみながら参加できます。

粉ミルク、牛乳、ジュース、ヨーグルトと、私たちの生活に身近な商品が多いので、興味がわきやすい工場見学といえそうです。対象年齢は幼稚園・保育園の年長以上ですが、見学は無料。予約は2カ月前からとなっているので、注意してくださいね。

おすすめポイントまとめ!!

●最寄り駅から徒歩10分以内の立地で子どもの足でも行きやすい
●見慣れた商品が多く、興味を持ちやすい
●五感を使って楽しめる
●パパだけでも連れて行きやすいので、ママの夏休みを作ってあげられる

ちなみに……

簡単にチーズが作れるレシピを聞いてきました。ご興味があれば、試してみてください!

information

『森永乳業 東京多摩工場』
住所: 東京都東大和市立野4-515
見学できる日時: 平日(祝祭日、年末年始、夏期の一時期は除く)の10～11時半、もしくは13～14時半(所要時間は約90分)

※記事中の情報・価格は2017年6月取材時のもの

筆者プロフィール: コソダテリノベ

子育て世代に特化した「家探し」「家作り」を提供する不動産&リノベーションサービス。「ライフプラン相談会」(教育資金を確保し、適正な住宅購入予算を設計)、「コソダテリノベセミナー」(子育てに特化したリノベーションを学ぶ)などを通して、子育て世帯のリノベーションのご相談を受付中! 林業体験やベビーヨガなどの子育て世帯向けイベントも多数開催。

育児と教育の視点で設計された「エジソンハウス」(東京メトロ東西線「西葛西駅」)のモデルルームでは、見学会のほか、宿泊体験も可能。「子どもの未来を育む場の創出」のビジョンのもと、住宅のほか、保育園など、子どもと教育をテーマにした空間作りも手がける。

公式サイト: コソダテリノベ
Facebook: @kosodate.renove