雑貨デザイナーの宇田川一美です。今回は、見た目も涼しげな「のれん」を作ってみました。今回使うのは、ジュートのキッチンストッカー。この袋、タマネギやニンジン等を台所に保管しておく用途のアイテムなんですが、この面白い素材を台所だけに置いておくのはもったいない! ということで、インテリアの主役にしてみました。

素材感がいい、ジュートののれん。風を通しながら、適度な目隠しにもなるすぐれものです

さあ、作ってみましょう

使う材料は、ジュートのキッチンストッカー袋とつっぱり棒。このような、木目調のつっぱり棒はちょっと男前なインテリアにもぴったり!

メインの材料はジュート袋とつっぱり棒だけ

ジュート袋は2枚合わせになっているので、かがってある糸をほどいて分解し、2枚のシートにします。端はきりっぱなしで大丈夫! ラフな味を生かします。

2枚のシート状にします

つっぱり棒にジュート布をつけます

麻ひもを用意します。先端にセロハンテープを巻き、針のようにしておきます。これで、ジュートを縫いとめるようにします。

先端に、セロテープで「針」を作ります

つっぱり棒にこのようにジュート布の端を巻き、ジュート布どおしを麻ひもで縫っていきます。素材がラフなので、ざくざく、大胆に縫い進めてOK!

ざくざく縫っていきます

できあがり!

2枚のジュート布をつけたら完成。ちくちくざくざく、縫った後の達成感は格別です!

風が通るのれんでとっても涼しげ

窓辺の西日のさえぎりに、丸見えの玄関ドアの内側に。自分のお部屋サイズに、長めのつっぱり棒にジュートを3枚、4枚、と増やしてアレンジしてもいいかも。イラストや絵柄の入ったジュート袋もあるようです。お気に入りを見つけたら、お部屋が楽しくなりそうですよね。

著者プロフィール: 宇田川一美(うだがわかずみ)

雑貨デザイナー。フリーでメーカーとの商品企画や販促やMD 提案など、雑貨に関する多様な事に関わっています。また、手づくりのワークショップも行っています。
著書に『イラストとクラフトで手づくりライフログノート』(技術評論社) 『ちょいワザ文具術』(ポプラ社)など。
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