左から谷口賢志と東亜優 撮影:荒金大介

Amazonプライム・ビデオで配信中の特撮ドラマ『仮面ライダーアマゾンズ』season2がいよいよ最終回を迎える。ショッキングな内容とハードアクションで話題を呼び、season2では、新たな主人公・千翼(前嶋曜)とヒロイン・イユ(白本彩奈)に、season1の面々や、新組織「4C」のメンバーが加わり、より複雑な人間関係の中でドラマが展開されている。

千翼とイユ、「4C」、「駆除班」、水澤悠(藤田富)と美月(武田玲奈)らによって描かれる関係性は多様だが、それでも視聴者が混乱せずにストーリーに入り込むことができるのは、魂を込めて役を演じた役者陣たちの放つ「存在感」ゆえにほかならない。本稿では、劇中で特に大きな鍵を握る関係である、鷹山仁/仮面ライダーアマゾンアルファと七羽を演じた、谷口賢志と東亜優にインタビュー。2シーズンを通して役を生きた、その思いをぶつけてもらった。※劇中の重大なネタバレを含む箇所があります。未視聴の方は、season2の12話まで見てから読むことをおすすめします。

――『アマゾンズ』はseason1から衝撃の内容でしたが、まずseason1について、ご自身の周囲での反響はいかがでしたか?

東:「仮面ライダー」を見てない人、朝の方(日曜あさ放送の現行ライダー)を見ている人からいうと、「新しい斬新な『仮面ライダー』だね」と。それには、「『仮面ライダー』じゃないような世界観で、だから大人向けなんです」と説明して(笑)。海外ドラマのような雰囲気で楽しく見てもらっていました。

――season1のラストはすごく印象的でした。こちらも反響はありましたでしょうか。

東:ラストの反響が一番大きくて……。「仁さんとの関係性が素敵」と言われることが多かったですね。「最後来てくれてよかった」って。

谷口:season1は、40歳手前のオッサンが仮面ライダーになったということが、まず奇跡だと思います(笑)。そこの反響が大きかったですね。鷹山仁と七羽さんとの関係性は、ひと言でいうと"ヒモ"なんですけど……その関係性がすごくみなさんに胸打つところがあったみたいで、それは僕自身も大きく打たれました。

――仁さんと七羽さんの2人の関係は、今までのライダーにはあまりなかった"大人の関係性"でしたよね。

谷口:七羽さんより強い人っているんですかね……。僕の中では彼女こそが最強のキャラクターではないかなと思っています。

――season2が始動して、まず台本を受け取った時、自分の役どころを見てどう思われましたか?

谷口:そもそも、鷹山仁と七羽さんをseason2では出さないんじゃないかという話もあったので、個人的にはゲストや回想だけでてくるとかそういうノリなのかなと思っていたんですよ。ところが、トンデモナイのが来まして(笑)! しかも、トンデモナイなと思っていたら、続きがもっとトンデモナイものがきて! 正直、「脚本家の小林靖子、ふざけんな!」と思いました(笑)。