6月17日から劇場公開が始まったVシネマ『スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー』の初日舞台挨拶が、東京・109シネマズ木場にて行われた。満員の観客が待ち受ける中、主演の石垣佑磨、『特捜戦隊デカレンジャー』のメインキャスト6人、そして同じく劇場公開された姉妹編『ガールズ・イン・トラブル スペース・スクワッド EPISODE ZERO』に出演の森田涼花、川本まゆ、そして両作品の監督・アクション監督を務める坂本浩一氏が、スクリーン前に登場した。

左から、坂本浩一監督、吉田友一、林剛史、木下あゆ美、さいねい龍二、石垣佑磨、菊地美香、伊藤陽佑、森田涼花、川本まゆ

『スペース・スクワッド』とは、2012年に映画『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』でデビューした宇宙刑事ギャバンtype-G/十文字撃と、2004年にテレビで活躍した『特捜戦隊デカレンジャー』という東映が誇る2大「宇宙」「警察」ヒーローが、強力なタッグを組んだ作品。銀河宇宙を脅かす巨大な悪の野望を打ち砕くため、2大ヒーローが決死の戦いに挑むサスペンスSFアクション映画である。

スーパー戦隊「VSシリーズ」や『スーパーヒーロー大戦』など、東映ヒーロー同士が夢のコラボを果たす映画作品はこれまでにも多く作られてきたが、『スペース・スクワッド』では、従来以上に「ヒーローが共演するための世界観、舞台設定」にこだわっている。ギャバンが属する「銀河連邦警察」とデカレンジャーが属する「宇宙警察地球署」との関係も含め、両ヒーローが協力して巨大な悪に挑む「必然性」と、ヒーロー共演によって生まれるワクワクするような「高揚感」、そして大人向け刑事ドラマさながらのサスペンス・ミステリー要素などが緻密なまでに組み立てられ、最高のヒーローアクション映画となって結実している。

その上で、『ギャバン』『シャリバン』『シャイダー』と続く「宇宙刑事シリーズ」、および「メタルヒーロー」路線の各作品や、デカレンジャー以外の「スーパー戦隊シリーズ」をも組み込んで、「東映ヒーロー版"アベンジャーズ"」とでもいうべき、とてつもないスケールの世界観を有し、まさに"無限"の可能性を秘めた「ヒーロー共演映画」シリーズの可能性までもが示唆されている。

『スペース・スクワッド』のストーリーは次のとおり。宇宙を大いなる闇に包もうとしている邪教団「幻魔空界」の配下である十二使徒のひとり・マッドギャランと戦ったギャバンtype-G/十文字撃だが、その強さに圧倒された上、相棒のシェリーが行方不明となってしまう。銀河連邦警察のソフィー長官によって捜査から外された撃だったが、このままじっとしていられるはずもなく、独自に宇宙警察・地球署のデカレンジャーへ協力を依頼。デカレンジャーのホージー、セン、ジャスミン、ウメコは無鉄砲な撃に、現在ファイヤースクワッド隊長として活躍するかつての仲間・デカレッド/バンの面影を見る。果たして、ギャバンとデカレンジャーはマッドギャランの邪悪な野望を粉砕し、宇宙に平和をもたらすことができるだろうか……。

初代ギャバン/一条寺烈(演:大葉健二)から宇宙刑事の"魂"を継承し、強敵マッドギャランに戦いを挑む十文字撃を演じた石垣佑磨は、待望の主演作品が初日を迎えたことに対して、「撮影の日からずっと、この舞台挨拶の日を楽しみにしていました。デカレンジャーメンバーと宇宙刑事メンバーがそろって挨拶するのが夢だったので、今ちょっとグッと来ています」と、感激を抑えきれない様子。

また石垣は、ステージ上で坂本監督および他の出演者たちに関西弁でキツめのツッコミを入れまくる林の自由さに何度も爆笑し、「剛史のトーク、面白れえ! 大好き!」と最高の笑顔を見せていた。デカレッドのさいねいとはかつて事務所が一緒で年齢も近く、共演経験もあって仲が良かったという石垣は、「17年くらい前の話ですが、ある番組のオーディションで10人くらい残っていて、その中にさいねいがいた。僕は10人の中で彼がいちばんカッコいいと思った」と、若き日のさいねいがズバ抜けた存在感を有していたことを懐かしそうに思い出していた。