スクウェア・エニックスは6月16・17日の2日間、SHIBUYA109店頭イベントスペースにて、新VRアトラクション「バハムートディスコ」の体験イベントを開催した。

渋谷「SHIBUYA109」で開催されている「バハムートディスコ」体験イベント

「バハムートディスコ」は、スクウェア・エニックスと、開業25周年を迎え日本最大のVRテーマパークとして進化を続ける長崎・ハウステンボスが共同開発した新アトラクション(7月1日にプレオープン、7月15日にグランドオープンを予定)。最大の特徴は、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)なしでVR(仮想現実)体験が楽しめることで、前後左右360度に、下面90度を加えた世界初の450度体感型・音楽アトラクションとなっている。

ハウステンボスでのグランドオープンを前に、6月16・17日には、SHIBUYA109店頭イベントスペースにて体験イベントを開催。17日には、ダンスミュージック界の雄・CTSによるスペシャルライブも行われた。また、初日にはメディア向けの体験会が行われたので、その模様をお伝えする。

「バハムートディスコ」は最大4人までの同時プレイが可能となっており、プレーヤーはプレー時にはスティック型のコントローラーが手渡され、このコントローラーを映像と共にリズムに乗って現れる光の玉にターゲットアイコンを合わせて振るプレースタイルとなる。

リズムゲーム好きなら瞬時にプレースタイルを把握できるのはもちろん、リズムゲーム未経験者でも、最初のチュートリアルプレーで、すぐに操作を覚えられる。また、最初に手渡されたコントローラーには色が付いており、映像にある同じ色のターゲットアイコンを探してプレーすることになる。

チュートリアルプレーが終わると、バハムートを復活させる旅が本格スタート。アトラクション中は、ゲームエリア内を縦横無尽に動くことに加え、ゲーム後半になるほど、コントローラーを振る回数は激増。今回の約6分程度のプレイで腕が張ってしまうほどのハードな展開だが、リアルな450度の映像美と、時折やってくる協力プレイ的な展開もあり、楽しいひと時を過ごすことができた。アトラクション終了時には、スコアランキングも表示されるので、4人のうち誰が一番うまくプレイしたかもチェック可能だ。ちなみにハイスコアのコツを担当者に聞いてみると「しっかりターゲットを捕えてミスしないこと、腕が疲れないよう大ぶりを避けて最小限の動きでプレイすることです」とのこと。

なお、今回のアトラクションの使用楽曲は、ダンスアレンジされた「気分上々↑↑」と「ヘビーローテーション」のみだが、ハウステンボスのグランドオープンでは、それに「LIFE」「奏(かなで)」「残酷な天使のテーゼ」「千本桜」を加えた全6曲を体験することができるという。