ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。

■5位:テレ朝・竹内アナがバスケ・田臥と熱愛。先輩の元カレでいいの?

竹内由恵アナウンサー

『週刊新潮』がテレビ朝日の竹内由恵アナ(31)と、日本人初のNBAプレイヤー・田臥勇太選手(36)の熱愛をスクープした。

6月3日、田臥選手はキャプテンを務めるBリーグ「リンク栃木ブレックス」の優勝パレードに参加したあと、竹内アナと合流。近所のダイニングバーで食事をしたあと、田臥の部屋に入り、そのまま一晩を過ごした。

「アレッ?」と思った人は多いだろう。田臥は2008年に同じテレビ朝日・前田有紀アナ(36)との交際が報じられ、2013年の退職後に半同棲をする姿も撮られていた。その後2人は別れるのだが、まさか再びテレビ朝日で、しかも前田アナから『やべっちF.C.』を引き継いだ竹内アナとは……。

記者の直撃を受けた竹内アナは、「結婚とかそういうのは……。何か言うと会社に怒られてしまうので……」と濁したが、田臥は「真剣におつき合いさせていただいているのは、本当に最近」「(同じテレ朝だが)まったく関係ないです」と答えた。

いきさつは分からないが、「先輩の元カレ」であり、「元カノの後輩」。しかも、「当時と同じマンションで過ごした」というから、相当に鈍感なのか、図太いのか。一般人には理解できないスター同士のカップルとも言える。

■4位:松嶋菜々子にPTA役員オファー?

松嶋菜々子

『女性自身』が「松嶋菜々子『PTA役員に!』ママ友から絶大な支持集める理由」の見出しを掲げた。にわかに信じがたいが、本当なのか?

5月下旬の夕方、有名私立小学校の校門前に、松嶋菜々子(43)の姿があった。夫・反町隆史(43)との次女(9)を迎えにきたのだが、松嶋の周囲にはママ友の人だかりが。そして、松嶋はママ友たちを引き連れて颯爽と歩いていった……。

同誌によると、松嶋がママ友たちから絶大な信頼を集めているのは、決して美人女優だからではなく、「仕事が忙しくても子育ての手をゆるめず、学校行事には必ず参加する“育児ファースト”だから」という。また、「長女(13)も同校に通い、今春に中学校へ内部進学させた」という経験値もあるのかもしれない。

そんな松嶋に、「PTAの役員になってくれませんか」とオファーが届いた。しかし、女優業を本格的に再開させるために断ったらしい。女性週刊誌にありがちな肩透かしの記事だが、黒のサングラスをかけ、重そうな娘のリュックを小脇に抱えて歩く姿は、ボスママの貫録十分。「PTA会長がヒロインの連ドラか?」と思わせる写真だっただけに、記事にしたくなる気持ちは理解できる。

■3位:不倫報道から3カ月、南果歩が渡辺謙の荷物をたたき出した夜

渡辺謙

『女性セブン』が何ともわびしい不倫のてん末を報じた。

さかのぼること3カ月前、『週刊文春』が渡辺謙(57)とジュエリーデザイナー(36)の不倫をスクープ。しかも関係は3年近くにわたる親密な不倫だった。その後、渡辺からすべてを聞かされた妻・南果歩(53)は、「昨年、乳がんを患い闘病していたとき、支えになってくれた姿は何だったのか?」と落ち込んだという。

約180坪・6億円といわれる夫婦の豪邸は、2015年末に建てられたばかりの新築で、南の母も住んでいる。しかし、すでに渡辺の姿はなく、ホテル暮らしをしているようだ。そして、5月下旬、豪邸から数箱の段ボールが運び出され、タクシーに積み込まれた。これが渡辺の荷物であり、つまりは「家から締め出された」ということらしい。

渡辺はいつまで沈黙を貫くのか。南は渡辺を許せるのか。それとも離婚発表があるのか。まだまだ騒動は収束しそうにない。

■2位:交際14年、TOKIO松岡昌宏と内縁の妻。そろそろゴールインか?

『FRIDAY』が松岡昌宏(40)の交際と結婚の可能性を報じた。

6月上旬の夜、東京の下町にそびえ立つタワーマンションへ入っていった松岡と女性。女性はニット帽とダメージジーンズが似合うダンサー風の美女で、奥菜恵や有森也実に似ているという。2人の交際は2003年からで、何と14年にも及ぶ。TOKIOでは山口達也(45)と国分太一(42)が結婚している(山口は離婚)が、その間、松岡の恋人はどんな心境で過ごしていたのだろうか。

記事によると、「松岡は母子家庭で育った影響か、結婚願望がない」らしい。女性絡みのゴシップがないこと踏まえると、本気で事実婚を貫こうとしているのかもしれない。

そもそも、「なぜ松岡は下町に住んでいるのか?」が気になる人も多いだろう。しかし、日ごろ「地元のおっちゃんたちと立ち飲み屋で飲んでいる」と言っているように、極めて気質が合うようなのだ。庶民的なのか、そうでないのか。つかみどころのないタイプであることは間違いない。

■1位:中居正広がジャニーズ残留を決断、裏切り? 4人を守るため?

今週は元SMAPメンバーをめぐる報道合戦が過熱。連日、さまざまな情報が飛び交った。

まずは『週刊女性』が「香取の20年終活と『中居の考えわからない…』稲垣の疑心」と報じた。その内容は、稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(42)、香取慎吾(40)の3人が6月5日にジャニーズ事務所を訪れて9月の退社を伝えたこと、進退を明言しない中居正広(44)に事務所が「9月までに(契約を更新するかどうかの)答えを出せばいい」と期限を延ばしたことの2点。「大みそかに焼肉飲み会を行った4人の足並みが乱れたことで、疑念が生まれている」とつづった。

次は『FLASH』の「木村拓哉『月9』消滅す!」。木村拓哉(44)主演の月9ドラマが10月から放送されることになっていたが、1月に延期して篠原涼子主演作に変更。しかし、慢性的に続く月9の不振に不安を感じた木村サイドが1月の放送も辞退したという。さらに、「もともとそんな話はなかった」なんて声もあがっている。主演映画の不振もあり、木村にとってはまだまだ逆風がやみそうにない。

一方、『週刊新潮』は、「裏切りの中居正広 独立凍結の深謀」という強めの見出し。前述した3人の独立と、中居は「テレビでMCの仕事を続けるにあたって、ジャニーズにいる方が得策であり、今年1月にキリン『氷結』のCMに出演したことから残留する」と報じた。ただ、「態度を変えた中居は批判されるかもしれない」「1年間は事務所への恩を返し、そのあと3人に合流する」などの可能性も指摘した。

最後は『女性セブン』の「SMAP最終結論 中居正広 3人は僕が守る 木村拓哉どう出る?」。中居の残留は裏切りではなく、「独立を決めた3人の防波堤になって守るため」「4対1の構図が崩れることで、木村のイメージも守られるから」という。それを本人たちは理解し合っているのなら、何たる絆か。まるでファンを歓喜させるために書かれたような記事だけに、創作でないことを祈りたい。

□おまけの1本「森下悠里が結婚。相手は超大金持ちで、お金目当て!?」

森下悠里

『FRIDAY』が森下悠里(32)の結婚を報じ、本人もインスタグラムで認めた。

相手は「アフィリエイト界のドン」と呼ばれる会社経営者で、低く見積もっても年収10億円以上、森下とは「10年来の友人で、昨年末から交際していた」という。

森下は「以前からお付き合いさせていただいてる男性と結婚させていただきました」「彼とは10年来の友人で去年末からお付き合いして6/8に入籍しました」と発表。さらにこれで終わらないのが、整形やバブリーな生活でさんざんさわがせた森下らしい。

「今まで 色々恋愛してきましたが こんなに好きになった男性は初めてで私からの逆プロポーズでした」と堂々のコメント。なおさら「お金目当てだろ!」と言われてしまう。

■著者プロフィール
木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。