Xperia Touchを使ってみて強く感じたのが、タブレットが大画面になるだけで新たな活用方法が可能になるということ。10インチクラスのタブレット端末は基本的にはひとり用の端末ですが、23インチクラスであれば複数人で操作可能です。家族で遊ぶタブレット端末としても楽しさが広がりそうですが、オフィスの打ち合わせスペースに設置してあれば、プレゼン資料の閲覧、修正も捗りそうです。

そして個人的に最も魅力的に感じたのが、木の板や画用紙をスクリーンにしたときの温もり感です。ガラスのディスプレイにはどうしても冷たい感触が拭えませんが、木の板や画用紙の上で指をすべらすと、表面の質感がなんとも心地いいんです。

たとえば「Zen Brush」のような書道アプリであれば、やはり紙の質感が最適です。コンテンツに合わせた、スクリーンの質感の演出には多くの可能性が秘められています

さんざん遊んだゲームでも、画面サイズが大きくなるだけで、新たな魅力を発見できます。また、飽きるほど使い込んだアプリでも、複数人で操作できるだけで新たな活用方法が生まれます。筆者はせっかくXperia Touchを購入したのですから、さらにじっくりと日常的に利用して、従来のスマホやタブレットとは異なる活用方法を模索したいと考えています。