【レビュー】

WWDC 2017:VRにも対応する大幅に強化されたiMac 27インチ - 松村太郎のApple深読み・先読み

1 陶酔を覚える美しいディスプレイ

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iMac 27インチモデルの電源を入れると、目の前には巨大かつ鮮やかな花柄の写真の壁紙が広がった。広大な画面の中に優雅に広がる花弁のトーン、そして花粉の1粒まで見えそうな精細さ。iMacの顔は、刷新された5Kディスプレイそのものだ。

iMacは、ディスプレイ一体型のコンピュータとして登場し、進化を続けてきた。このスタイルは古くは初代Macintoshにも遡ることができる、Appleの「伝統的」なコンピュータと言える。ディスプレイが液晶化されて久しいiMacの現在のスタイルは、そこにディスプレイが置いてあるだけと言って良い存在となった。

そのディスプレイは、これまでよりも43%明るく、10億色を表示可能なP3をサポートした。この時点で、一体型ながら、他に探すことが難しい、プロの道具であるとの主張をいっそう強く、高らかに謳っているようだ。広く美しい画面は、写真やビデオを扱うクリエイターはもちろん、ページレイアウトや巨大な表計算、精密なプレゼンテーションを作る現場でも有効だ。

WWDC 2017で発表された新しいiMac

スペースさえ許せば、27インチという5K Retinaディスプレイに惚れ込んでしまうだろう。ちなみに、21.5インチの4K Retinaディスプレイを備えるiMacも、サイズは小さくなってしまうが、同様の品質のディスプレイにアップグレードされている。

惚れ込むディスプレイ、これが、新世代iMacの第一印象となった。

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インデックス

目次
(1) 陶酔を覚える美しいディスプレイ
(2) VR編集も軽々こなす
(3) iMac 27インチの実力
(4) Thunderbolt 3を2ポート搭載
(5) macOS High SierraでMacはどのように変わるか
(6) iMac Proとの関係性

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