台湾GIGABYTEは5月30日、COMPUTEX TAIPEI 2017において、未発表の「AMD X399」らしきチップセットを搭載したマザーボードをチラ見せした。

「AMD X399」チップセットは、AMDが2017年夏の投入を予定している最大16コア/32スレッドのハイエンドCPU「RYZEN Threadripper」に対応するとみられる新プラットフォーム。

GIGABYTEは、詳細は語れないとしながら、「TR4」と呼ばれるSocketを採用するほか、CPUは64レーンのPCI Express Gen.3をサポートし、4-way CrossFireにも対応するという。

今回チラ見せしたマザーボードには、PCI Express x16スロット付近に「X399 AORUS Gaming 7」というシルク印刷があるほか、ソケットのカバーには「SP3 SAM」との刻印がある。

金属で補強した「Metal Shield」仕様である8基のメモリスロットや、同じく「Metal Shield」仕様のPCI Express x16スロットを5基備える。M.2スロットは3基で、ここにははやりの金属製のシールドは見当たらない。

インタフェースとして、バックパネルにUSB Type-Aポートが8基、USB Type-Cポートが1基。フロント側にもUSB 3.1が見える。このほか、また、同マザーボードの特徴として、Sound Blaster X720、ALC1220搭載ヘッドホンアンプ 、Killer E2500 LAN搭載などが挙げられている。

PCI-Express x16スロットを5つ搭載し、M.2も3ソケットを装備

公開されたスペック

Type-Cを含む USB 3.1 Gen.3を3ポートサポート

SATAポートは8ポート

CPU電源は8ピン+4ピン