【レポート】

誰が、どうお得になるのか? ドコモの新しい割引プラン「docomo with」の位置付けを考える

1 実際の支払いをシミュレーションしてみる

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NTTドコモが発表した「docomo with」は、特定の端末を月々サポートなしで購入した場合、一定の条件を満たすならば、毎月の利用料金から永続的に1,500円を引くというサービスだ。一体、どのようなユーザーをターゲットとし、何を目的としたサービスなのだろうか? 改めて考えてみたい。

5月24日に突如発表された新プラン「docomo with」

SIMフリー端末に乗り換えもOK

「docomo with」の適用条件は、「同サービスの対象となる端末を選択し、月々サポートなしで購入して、指定の通話プランおよびパケットパックを選択する」ことだ(というか、対応端末ではそもそも月々サポートを選択できない)。端末は一括購入だけでなく、これまでと同じく月々の支払いに含める形で24回の分割購入も可能だ。

対象料金プランは、カケホーダイプラン(スマホ/タブ)、カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)、シンプルプラン(スマホ)。

必須パケットパックは、データパック(S/M/L)、ウルトラデータパック(L/LL)、シェアパック(5/10/15/20/30)、ウルトラシェアパック(30/50/100)、ビジネスシェアパック(5~3,000)・ウルトラビジネスシェアパック(30/50/100)となっている。

「arrows Be」で実際の支払いをシミュレート

富士通のミドルレンジスマホ「arrows Be」は、docomo with対象2機種のうちのひとつだ。もうひとつはサムスン製の「Galaxy Feel」

実際の支払いをシミュレートしてみよう。最安パターンということで、富士通の「arrows Be」(24回分割時1,188円/月、総額28,512円。ドコモオンラインショップ価格、税込)を選択した上で、通話プランに「カケホーダイライト」(2年縛りあり:1,700円/月。税別)、パケットパックに「データSパック」(2GB:3,500円/月。税別)を選択してみた。

月々の支払額は「端末代(消費税込)1,188円+通話プラン1,700円(税別)+パケットパック3,500円(税別)+spモード300円(税別)+消費税440円-docomo with1,500円(税別)=5,508円(税込)」となる。これがひとまずの最安値だ。

24回の分割支払いが終わった、あるいは一括購入してしまえば端末代がなくなるので、その後の月々の支払いは、端末代1,188円を引いた4,320円となる。もし「ずっとドコモ割」が適用できる場合は、契約期間に応じた割引も適用される(データSパックの場合、15年以上で-600円)。

新しい端末に機種変更する場合、月々サポートを適用するならdocomo withの割引は終了するが、再びdocomo with対応端末を選べば1,500円の割引は継続する。また、もしSIMフリー端末や中古の端末を購入して自分でSIMを入れ替えた場合でも、割引は継続して利用できる。たとえばarrows Beは中古端末として売り払ってしまい、SIMフリーまたはドコモ契約のiPhoneを代わりに使い続けることもできるわけだ。

もっともSIMフリー端末の場合、ドコモが販売した端末に紐づけられているドコモ特有のサービスが利用できない可能性もあるが、そこは割り切って使うことになるだろう。

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目次
(1) 実際の支払いをシミュレーションしてみる
(2) 価格だけみればMVNOの方が圧倒的に安いが……
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