ASUSは29日、同社ノートPC「VivoBook」シリーズの新モデル「VivoBook Pro」(N580)と「VivoBook S」(S510)を発表した。ワールドワイドでは2017年のQ3に提供予定。価格は「VivoBook Pro」が799ドルから、「VivoBook S」が499ドルから。日本での発売はいずれも未定。
VivoBook Pro 15
薄型デザインの4Kディスプレイ搭載15.6型ゲーミングノートPC。「ZenBook Pro」新モデルと同じく、プロセッサに最大Intel Core i7-7700HQを、グラフィックスに最大でGeForce GTX 1050を選択できる。このほか、メモリは16GB、ストレージは最大512GB SSD+2TB HDDが選択可能。内部にデュアルファン+ヒートパイプによる冷却システムを備え、負荷のかかるゲーム時でもシステムの熱を抑える。
15.6型ディスプレイはsRGBカバー率100%で、解像度は3,840×2,160ドットの4K UHD。ZenBook Flip Sと同じく、スタイラスペン「ASUS Pen」もサポート。
スピーカーは2基で、harman/kardonのオーディオシステムを備える。インタフェースはDisplayPortをサポートしたUSB Type-C、USB 3.1×1、USB 2.0×2、SDカードスロット、LANポート、HDMI×1など。キーボードはフルサイズのバックライト付き英語配列キーボードで、ストロークは1.4mmを確保。本体はアルミのユニボディ。厚さは19.2mm。本体サイズは380×256×19.2mm、重量は2.2kg。
VivoBook S
VivoBook Sは、同シリーズのプレミアムに位置付けられるWindows 10搭載ノートPC。15.6型のフルHDディスプレイを搭載し、最大で第7世代のIntel Core i7-7500Uプロセッサや16GBメモリ、NVIDIA GeForce 940MXグラフィックスなどを選択できる。ストレージは最大で512GB SSD+2TB HDDが選択可能。一方で価格は499ドル(約56,000円)からと抑えられており、ASUSのジョニー・シー会長が価格を発表した際には会場から拍手が沸いた。
本体はアルミ素材のユニボディで、厚さは17.9mm、重量は約1.5kg。持ち運びやすさとパフォーマンスを重視した製品で、15.6型のディスプレイを搭載しながら、フレームサイズは14型と同等とする。ベゼル幅は7.8mmと狭い。
インタフェースはUSB 3.1 Type-C×1、HDMI×1、USB 3.1×1、USB 2.0×2、SDカードスロット×1など。タッチパッド上部には指紋センサーが内蔵され、Wihdows Helloの生体認証が使用できる。