ポッキーやプリッツと言えば、子どもも大人も大好きなスティック菓子の代表格。埼玉県には、そんな人気菓子の製造工程を見学できる施設「グリコピア・イースト」がある。最寄駅はJR新宿駅または上野駅から約45分の北本駅。週末やお休みの日を利用して、社会見学気分で遊びに行ってみてはどうだろう?

ポッキーの製造工程に興味津々の子どもたち

毎日7万箱のポッキーと5万5,000箱のプリッツを製造

ポッキーの仕上げ・包装までの製造工程が分かる「ポッキーストリート」、プリッツの原料の混合から仕上げ・包装までの生産ラインを知ることができる「プリッツストリート」は、いずれもガラス越しとは言え、かなり間近で見学可能。

工場内では、7万箱のポッキーと5万5,000箱のプリッツを製造しているというが、おなじみの菓子の生地がひっきりなしに目の前を流れて様には、小さな子どもならずとも興奮させられること必至である。

さらに、グリコの歴史やお菓子について映像で学べる「カレッジホール」、参加者が同社の製品などに関するクイズに答えて優勝を競う「スタジアムホール」、グリコの歴代おもちゃや昭和初期の自動販売機を展示した「おもちゃ展示ミュージアム」などの見どころも満載。見学後は、有料でオリジナルのお菓子作りも体験できる。

「おもちゃ展示ミュージアム」にて

懐かしいおもちゃも、子どもにとっては新鮮

そこで、同社広報に施設の人気コーナーベスト3を尋ねたところ、やはり栄えある第1位はポッキーストリート「プリッツストリート」の製造ライン! 第2位はスタジアムホールというが、「優勝チームにはプレゼントの用意もあります」とのことで張り切る人も多いのだろう。そして第3位は展示コーナーとのことだが、こちらは子どもよりも、歴代おもちゃにお世話になった大人たちに人気であるに違いない。

絶好の撮影スポット

グリコの歴史やお菓子について映像でも学ぶことができる

オリジナルのお菓子作り体験に熱中するもよし!

限定品のお土産までもらえる!

また、見学終了後にはお土産として、ポッキーの形をした風船ならびに、グリコピア・イーストのマスコット「ピアーナちゃん」が箱に印刷されたプリッツをもらえるのもうれしいポイント。ちなみにこのプリッツ、グリコピア・イースト限定なのだとか。

全員もれなくもらえるお土産

ここまでいいこと尽くめだと、「早速今度の週末にでも行って来ようかな♪」という気分になるが、完全予約制なのでご注意を! 予約は3か月前の1日開始で、シーズンによっては、土日はすぐに埋まってしまうのだとか。とは言え、「平日は日によっては空きがある場合もありますよ」とのことなので、敢えて平日を狙うのも一手。

トイレマークもグリコ仕様

工場内のショップでは、タカラトミーの「トミカ」とコラボしたオリジナルミニカー「トミカグリコワゴン ver. II」や、お菓子の詰め合わせ、お菓子のイラスト入り文房具なども入手できるので、お土産選びまでたっぷり楽しめること間違いなしだ。

工場外観

●information
グリコピア・イースト
住所: 埼玉県北本市中丸9丁目55番地
営業時間: 9:30~16:00(毎週金曜日/お盆休み/年末年始/工場メンテナンス日を除く)
料金: 無料(完全予約制)
アクセス: 首都圏中央連絡自動車道 桶川加納ICより車で約10分