【レポート】

10年で150店? カールスジュニアはバーガーチェーン勢力図を変えるか

1 雰囲気の違う街に出店するワケ

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低価格バーガーとグルメバーガーの中間を突く価格設定で、「プレミアムバーガー」としての立ち位置を確立しようとするカールスジュニア。日本再上陸に際して「10年で150店舗」とぶち上げた出店計画は現在、どのくらい進んでいるのだろうか。前回に引き続き、社長に話を聞いた。

秋葉原、湘南、自由が丘に出店

2016年3月に秋葉原で日本1号店をオープンし、同10月にはショッピングモール「ららぽーと湘南平塚」に2号店を開設。この4月には自由が丘駅のすぐ近くで3号店の営業を開始したカールスジュニアは、意図的に雰囲気の違う街・場所に出店しているような印象だ。これまでの振り返りとして、カールスジュニアジャパン代表取締役社長の渡邉雅人氏は次のように語った。

カールスジュニアジャパン代表取締役社長の渡邉雅人氏

「秋葉原は若者文化の聖地というだけでなく、新しい文化の発祥地とも言える立地ですが、予想以上のお客様にご来店いただきました。想定外だったのは、女性のお客様が多く来店されたことです」

カールスジュニアが提供するハンバーガーはボリューミーだが、2分の1ポンド、3分の1ポンドというサイズ感が、女性に受け入れられたのは渡邉社長にとっても驚きだったようだ。リピート客も少しずつ増加し、日本のマーケットに認知されてきた手応えを感じているという。

「カールスジュニア秋葉原レストラン」は中央通りに面する路面店だ

湘南平塚店は、近隣の学生による利用頻度が高いという。理由の1つとしては、フリードリンクの効果が挙げられる。おかわり自由ということは滞在時間の拡大につながるとされ、多くのファストフード業態が距離を置くようになった戦略だが、カールスジュニアは逆に、ドリンクバーを武器の1つとして地域での浸透を図っている。

「カールスジュニアららぽーと湘南平塚レストラン」はショッピングモールに出店した

今度は自由が丘店だが、これまでの2店舗と客層が全く違いそうな立地に出店したのには理由がある。

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目次
(1) 雰囲気の違う街に出店するワケ
(2) 成功体験を蓄積、フランチャイズで規模拡大へ
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