【レポート】

中村悠一の「中村さんちのメイドラゴン」デッキ、杉田智和VS優木かなの因縁対決も - 「シャドバフェス」で人気声優が本気バトル

千葉県・幕張メッセにて5月6・7日の二日間にわたって、サイゲームスの本格スマホカードバトル『シャドウバース』初となる大型イベント「シャドバフェス」が開催された。7日には、通常メインキャスト3人が同タイトルの魅力を伝えるインターネット番組「しゃどばすチャンネル」の公開生放送が実施され、声優の杉田智和や中村悠一らがゲストとして登場。エキシビションマッチを行い、熱いバトルで会場を盛り上げた。

バトルを行ったのは、アリサ役の優木かな、エリカ役の石上静香、イザベル役の佐倉薫からなるレギュラーチームと、ベルエンジェル役の大関英里、セルウィン役の中村悠一、ローウェン役の杉田智和のゲストチーム。中でも石上と杉田はマスターランクの腕前で、杉田は肩にローウェンの鎧を装備して参加した。なお、解説を木村唯人プロデューサーが務めた。

『シャドウバース』は、40枚のカードを駆使して戦うデジタルトレーディングカードゲーム(TCG)。場に出て戦う「フォロワー」、さまざまな効果を持つ「スペル」や場に置くことで持続的に効果を発揮する「アミュレット」の組み合わせでデッキを作って戦う。

クラスと呼ばれる分類によって選べるカードが異なり、フェアリーをプレイすることで真価を発揮するいろいろなカードとのコンボを決めにいく「エルフ」、複数の兵士・フォロワーを呼び出したり強化したりと、フォロワー同士の戦闘を有利に進めるのが得意な「ロイヤル」、強力なスペルカードを駆使して戦う「ウィッチ」、コストは高いが強力なフォロワーが多い「ドラゴン」、墓場の枚数を消費する"ネクロマンス"能力によって戦況を有利にする「ネクロマンサー」、体力が10以下の"復讐"状態になるとさまざまなカードが強化される「ヴァンパイア」、数ターン待つと強力なフォロワーを召喚できるカウントダウンアミュレットによって、バトル中盤から相手を制圧する「ビショップ」の7つに分かれる。さらにそこにどのクラスにも使える「ニュートラル」を加えたカードから、自分の戦い方に合ったものを選んで戦うことになる。

第一戦は、"ヴァンパイアの末裔"ことイザベル佐倉と、イベント初日にコスプレで会場をレポートして盛り上げていたベルエンジェル大関の対決。「しゃどばすチャンネル 第8回」以来の再戦となった今回の組み合わせでは、佐倉がウィッチ、大関がネクロマンサーでバトルを行った。佐倉は初期手札が「バハムート」「ゼウス」「イスラーフィール」というレジェンドぞろいのまぶしい組み合わせ。「引きが強い!」「君、ポーカー絶対強いよね!」と解説陣を驚かせたが、このデッキの底力はそんなものではなかった。

序盤・中盤までジリジリした接戦が続いたものの、PP(プレイポイント。PPを消費してカードをプレイできる)が増加するにつれて徐々に形勢は佐倉よりに。佐倉の手札に並ぶ虹色のレジェンド。そのほとんどがニュートラルのレジェンドであることから、「あの人、ウィッチの心捨ててますよ(笑)」(中村)とツッコまれるも、直後に新パック「神々の騒嵐」でウィッチに追加された「言霊遣い・ジンジャー」を場に出し、ウィッチらしさを見せる。

「ジンジャー」の能力は、「ターン終了まで、自分の手札のフォロワーすべてのコストを0にする」というもの。この能力を生かし、佐倉は「ゼウス」2枚と「ルシフェル」を召喚して大関のデッキを圧倒した。なお、勝利を手にした佐倉の手札には「バハムート」や「イスラーフィール」など虹色に輝く猛者がまだまだ控えており、そのキラキラぶりは中村から「ブルジョワデッキ」と表現されていた。

第二戦はエリカ石上VSセルウィン中村 。石上は自身が演じるエリカがリーダーのロイヤルを選択。対する中村はドラゴン。自身が声優を務めていたアニメ『小林さんちのメイドラゴン』にかけた、「"中村さん"ちのメイドラゴン」デッキで戦いに挑む。

序盤、中村はコスト2の"滝谷くん"こと「風読みの少年・ゼル」をプレイ。競った戦いを見せるが、石上が疾走をもつ「レヴィオンセイバー・アルベール」を場に出し、徐々に中村の体力を削る。コツコツとPPを上昇させてきた中村だが、一番の盛り上がりを見せたのは、『小林さんちのメイドラゴン』に登場するキャラクターと同名のドラゴン・ファフニールをプレイした場面。だが、淡々と場のフォロワーに対応する石上から早々に屠られ、中村の「ファフくーん!」という叫びが会場に響いた。

以降は石上が突進(場に出たターンでもフォロワーを攻撃できる)、必殺(戦闘で与えたダメージに関わらず相手フォロワーを破壊できる)に加え、「フォロワーへ攻撃したなら、相手のリーダーに"このフォロワーの攻撃力の値"と同じダメージを与える」能力をもつ強力なフォロワー・「ファングスレイヤー」で中村のフォロワーを一掃。最後には2枚目の「レヴィオンセイバー・アルベール」(「PPを9使って場に出すと、1ターンに2回攻撃できる」を持つ)で中村を撃破した。

今夏放送予定のアニメ『魔法陣グルグル』では、主人公・ニケを演じる石上。杉田からは、(中村のデッキに対抗して)「『魔法陣グルグル』デッキではこなかったね」とチクリとやられるも、堅実な勝負運びで勝ちを収めた。一方の中村は、「『ファフニール』を出せたので満足です」と仕込んだネタの成功を喜んでいた。

最後は、こちらも再戦となる"エルフの女"ことアリサ優木とローウェン杉田の対決。お互いがリーダーを演じるエルフとドラゴンの戦いに。優木は、場にいるフォロワーを力に変える「エンシェントエルフ」(自分の他のフォロワーすべてを手札に戻し、戻したフォロワー1体につき+1/+1する)を引き、序盤のバトルを優勢に進めるも、杉田はPPを増加させる「竜の託宣」や「水竜神の巫女」で後半戦の爆発力につなげていく。

そして中盤、杉田が倒されても手札に戻ってくる強力なフォロワー「ウロボロス」を投入。暴れだすと手がつけられないカードだが、優木は「クリスタリア・リリィ」の効果で「ウロボロス」を弱い「スノーマン」に変えてうまく処理する。その後も「ウロボロス」と「クリスタリア・リリィ」による攻防が続くが、最後は「風の軍神・グリームニル」の「PPを10使って場に出すと、相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに1ダメージ。これを4回行う」能力で杉田がトドメを刺し、「グリームニル」の特徴的なボイスが会場にこだました。

結果、レギュラーチームの2勝1敗ながら、「大将戦は勝利チームに5,000兆ポイント」という特殊ルールが設けられたため、ゲストチームが勝利。だが、この日MVP級の活躍で会場を盛り上げたのは、なんといっても「中村さんちのメイドラゴン」デッキを実現させた中村だろう。勝負だけではなく、自分の好きなカードやネタを詰め込んだこだわりのデッキを作る楽しさもある。そんな『シャドウバース』の魅力を感じさせてくれるバトルだった。

イベントではさらに、「しゃどばすチャンネル」内の企画「ドローでドロー」の特別編として、担当キャラのフキダシにお題の回答を筆でしたためる大喜利形式のコーナー「書道バース」や、『シャドウバース』の最新情報を発表する「しゃどばすインフォメーション」を実施。「しゃどばすインフォメーション」では、「全国高校生シャドウバース選手権2017」が今夏(予選大会:7月下旬~8月上旬、決勝大会:8月下旬)開催されること、「ファミ通CUP2017」などの大会チャンピオンたちによる頂上決戦が行われることが明らかになったほか、ゲームとしては、サイゲームスから配信が決定しているアプリ『プリンセスコネクト!Re:Dive』とのコラボレーションに加え、待望の新カードパックが今後追加予定であることが木村プロデューサーから発表された。

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