【レポート】

霞ヶ関にある"特盛ナポリタン"って? 焼きスパゲッチ専門店に行ってきた

岡本貴之

ナポリタンといえば、誰もが思い浮かべるのが"懐かしさ"。ナポリタンって、いつ食べても懐かしい気がする不思議な食べ物だ。でもそういえば最近食べてないなあ~。なんてことを考えていたら、どうやら霞が関にめちゃくちゃ美味しいナポリタンが食べられるお店があるらしい。その名も「ミスターハングリー」(東京都千代田区)。早速、超ハングリーな状態に仕上げてから行ってみた!

「ミスターハングリー」(東京都千代田区)は、ランチタイムにはいつも行列ができるそうだ

看板メニューの"焼きスパゲッチ"って何だ?

お店の場所は、東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」11番出口から徒歩2分、または、東京メトロ千代田線・日比谷線・丸ノ内線「霞ヶ関駅」A13番出口から徒歩6分にある「霞が関ビル」1階。中には共用スペースが広がっており、コンビニや飲食店が立ち並ぶ中、平日の午後ながらたくさんの人が椅子に腰かけてPCで仕事をしたり休憩したりしていた。

「スパゲッチ500円」に吸い寄せられて店内へ

そんな中、一際目立つ「ミスターハングリー」の真っ赤な文字。外堀通り側から入れば、回転扉のすぐ目の前にある。店構えはちょっとオールディーズなテイストで、古き良きアメリカ文化を継承しているのかも。いや、でもスパゲッティだからイタリア? というかこのお店、メニューを見るとスパゲッティともパスタとも書いてないぞ? 早速、店長の西山英一郎さんに聞いてみた。あの~、「焼きスパゲッチ」って何ですか?

「パスタって、茹でたりオリーブオイルで絡めたりする感じじゃないですか。うちの場合は麺が太くて"焼き炒める"という感じで、特殊なんですよ。麺の太さが2.2mmあるので、食べごたえがあるのも特徴ですね。それに、味は醤油やカレー味とかがあったりして、所謂スパゲッティとは違うんです。バジリコもバジルと言いながらも大葉を使っていたりとか。そういうところも含めて『スパゲッチ』なんです」

優しそうな笑顔とめっちゃ良い声でスパゲッチについて教えてくれた西山店長

なるほど! "焼き炒める"麺料理が「焼きスパゲッチ」。そもそもアメリカとかイタリアの料理とかじゃなくて、ほぼオリジナルな料理っていうことなんですね! 普通のスパゲッティとは違う独特の味付けがされたメニューも個性的。定番メニューは、「やっぱり、ナポリタンですね。ケチャップがちょっと甘めで、お子さんから大人まで、懐かしい感じの味だと思います」と、期待の高まるご回答!

やっぱり、今の子どもにとってもナポリタンって懐かしいものなんだろうか? そこで西山店長の説。「子どもの頃に食べるお弁当にちょっと添えてあったりしますからね。だから懐かしく感じるのかもしれないですね」とのこと。なるほど、確かに! それっていつの時代も変わらないのかも。

次々とお客さんがやってきては焼きスパゲッチに舌鼓を打っていた

それにしても、メニューを眺めてみると、お値段が安い! 並盛は500円のワンコインで食べられちゃうのだ(しかも税込)。さすがにこんなに安くて大丈夫ですか? と聞くと、「まあ、ワンコインだとわかりやすいですからね。結構ギリギリで勉強させて頂いてます(笑)」と、言うことらしいです。

スパゲッチのメニューは豊富。キーマカレーとか気になるなあ

結構ギリギリサービス価格なんすね!? ありがとうございます! この男気、まさにミスターハングリー。しかも大盛りでも600円、特盛が700円と、どんなにハングリーなときでもお財布に優しいのだ。麺は並盛が300g、大盛りが400g、特盛が500gとたっぷりめ。

一番よく注文されるのは大盛りだそうだが、「お給料日後なんかは、特盛が増えますね。お財布の紐が緩くなるんじゃないでしょうか(笑)」と西山店長。お給料日は100円アップして特盛に! ささやかな庶民の楽しみ、わかるなあ~その気持ち。今日はお給料日じゃないけれど、もうガマンできない。すみません、ナポリタンください! もちろん特盛で!

サラダとスープのセットは220円とお得

というわけで、厨房にお邪魔させて頂き、特盛ナポリタンが完成するまでを見学させてもらうことに。2.2mmという太さで独特の食感・食べごたえを生んでいる麺は、茹で置きしてあるものを冷蔵庫で冷やして締めてあって、それを熱伝導が良い大きなフライパンを強火にかけて一気に仕上げるとのこと。簡単そうでいて、かなりの力と素早さが必要になりそうだ。ちなみに西山店長の掌を見せてもらったら、フライパンを握り続けてできたタコがあった。うぉぉ……!

あっという間にフライパンの上で良い色に

麺をフライパンにのせて焼き炒め、ソースを絡めてからさらに焼き炒めていく。ああ~、なんと良い匂いだろうか。うっとりとフライパンを見つめているうちに、あっという間にナポリタンが完成! その間わずか3分。は、早い! ランチタイムでもこの提供時間の早さなら、それほど待たずに食べることができそうだ。忙しいビジネスマンが集まる霞が関ビルで人気を集めているのも頷ける。

ソースを加えて一気に焼き炒める

特盛ナポリタン完成~!

500gの具沢山ナポリタンのお味は……?

では早速、いただきます! フォークで持ち上げると、お、重い! 確かに麺の太さと重量をしっかりと感じる。ひと口運ぶと……、うん、麺、モッチモチ。確かに普通のパスタよりもだいぶ太く、モッチリしてプツンと切れる噛み応えが楽しめる。麺に絡んだソースはちょっと甘め、それでも決してクドくない。

いざ、特盛ナポリタンへと登頂

特盛とテーブルに常備されたタバスコ。何もかもスケールがデカい

重量級の麺でフォークが重い!

また、ケチャップ独特の酸味も控えめで、実に絶妙な味付けだ。中の具材は大きめに切られたマッシュルーム、ベーコン、たまねぎ、ピーマンと、見た目はスタンダードなナポリタン。でもこれ、懐かしいっていうよりも新しいんじゃ!? だってこんなに美味いナポリタン昔食べた記憶にないぞ。マジで、美味い!! 味がしつこくなくて爽やかさすら感じるので、食べ飽きずにどんどん食べられる。要するに、特盛も全然イケちゃいます。途中、粉チーズをかけてみたらよりコクが増して美味い。

ベーコン、マッシュルーム、ピーマンとシンプルながら一体感のある具材も麺の味を引き立てている

そして、サイドメニューのシャキシャキ新鮮な「10品目サラダ」もすんごい山盛り。なんとこれで170円! これだったら絶対頼んじゃうよね。スパゲッチとの相性も抜群。ちなみに、取材中も女性のお客さんがナポリタンをぺろりと平らげて帰って行きました。つまり、ミスハングリーも大歓迎だ。

10品目サラダも山盛り。これで170円って!

男なら特盛だ! と言ってる先からガッツリ平らげている女性のお客さんの姿も

ナポリタンばかりじゃなく、メニューの種類も豊富。週替わりのラインナップとなっている「今月の焼きスパゲッチ」も人気。駐車場が地下にあり、車で来ることもできるため、雑誌やネットを見て遠くから食べにくる人も多いのだとか。オフィスビルにあるので、土曜日はお勤めの方が少なく、来店するにはわりと狙い目かもしれない。

オシャレな店構えは女性も入りやすいはず

店頭ではテイクアウトの注文も受け付けている。普通、テイクアウトの方が容器代などで高くなるものだが、同店のテイクアウトは、なんと店内で食べるよりも100円安く設定されている。「まあコンビニさんとかも近くにあって安い値段なので、あえてテイクアウトの方を安くしているんです」と西山店長。近くの会社からまとめてテイクアウトの予約が入ることもあるとのこと。そりゃあこの安さならそうなるよね。

店頭ではテイクアウトも受付してるのだ

店内でもテイクアウトでも、リーズナブルにアツアツの美味しいスパゲッチを食べられる「ミスターハングリー」。遠くからでも、わざわざ食べに足を運ぶ価値有り!

●information
ミスターハングリー
住所: 東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビル1階
営業時間: 月~金 11時~22時(L.O.21時30分)
     土曜日 11時~21時(L.O.20時30分)
定休日: 日曜、祝日

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