制御した通りに黒い線の上を機関車が動く!

プログラムは、用意されたものをそのまま使用することにした。プログラム内容を確認すると、左右にあるDCモーターの速さを決め、1秒待ってからスタートするようになっている。

赤外線フォトリフレクタは、黒か白かを赤外線で判別していく。2つ搭載したDCモーターを交互にON/OFFを繰り返し、細かく左右に揺れながら黒い線の上をなぞるように進んでいることが、プログラムの制御を見て理解できた。

プログラムの内容を見て、どのように制御されているのか理解できた。速さの時間を変えるだけでも楽しい

赤外線フォトリフレクタは先端に搭載されている

重要なコアの部分。配線を間違うと当然動かない

大きな用紙にコースを描いて、いよいよ電源オン。赤外線フォトリフレクタが正常に稼働し、黒い線の上をなぞって進んでいく。これは楽しい。何か一つでもうまくいかないと、完璧に動かないので、すべて間違いなくできているということだ。ぜひ動画を見てほしい。

マジックペンで太めのコースを描いてみた

スイッチを入れると前輪がまわり、黒い線の上をなぞっていく

きちんと方向を変えている

【動画】機関車が黒い線の上をなぞっている様子がわかる。子どもたちは感激していた
※音声が流れます、ご注意ください

ブロックを組み立て、正しくプログラミングし、配線もきちんと行わなければ、思った通りに動かない……ということを痛感した。実際にモノができあがり、それがプログラム通りに動くか、ブロックの動きや反応を見て確認できるため、やりがいがある。

レシピは今後追加される予定なので楽しみだ。ブロックの組み立てとプログラミングの流れを一通りマスターして慣れてきたら、「自由制作」でオリジナル作品づくりに挑戦したい。

気になったのは、オンラインでなければレシピが見られないこと。我が家にはWi-Fiが届きにくい場所があるため、電波が途切れると作れなくなってしまう。ローカルにも保存できると嬉しい。

楽しみながらプログラミング的な思考が身につく

実際にKOOVを試してわかったことは、「自然とプログラミング的な思考が身につく」ということだ。ふだん当たり前に接しているテクノロジーの仕組みを構造化し、理解できる。

さらに、複雑な動きや制御を試行錯誤しながら、さまざまな課題を解決するトレーニングにもなる。もちろん、ただ動くだけではダメで、デザインの美しさも求められる。

複雑な作品を作ろうとすると時間もかかるが、子どもたちも「色々作っていきたい」と張り切っていた。KOOVは、プログラミングの知識がなくても、楽しみながら学べる教材として優れているプログラミングキットだ。