【レビュー】

キヤノン「EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM」実写レビュー - 内蔵LEDライトのギミックもいいが、描写も絞り開放から良好

1 APS-Cセンサー搭載のEOSシリーズ向け

北村智史
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キヤノン「EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM」はAPS-Cサイズ機専用の「EF-S」レンズシリーズにおいて2本目となるマクロレンズ。35mmフルサイズに換算して56mmに相当する標準マクロで、最大撮影倍率は1倍 (等倍)。2016年6月に発売されたミラーレスカメラ用の「EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM」と同様、レンズ先端部にLEDライトを内蔵しているのが特徴だ。

「EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM」。5月下旬発売予定で、キヤノンオンラインショップでの販売価格は税込50,490円

ステッピングモーター駆動、手ブレ補正も搭載

EF-S35mm F2.8 マクロ IS STMのレンズ構成は6群10枚。非球面レンズを1枚採用している。ピント合わせ方式はリアフォーカスで、無限遠から最短撮影距離の0.13mまで鏡胴の長さは変化しない。ピント駆動はSTM (ステッピングモーター) 式。フォーカスリングは電子式なので、装着したカメラの電源がオンになっていないと回しても反応しない。手動での操作はとても軽くてなめらかで、無限遠や至近距離に到達してもストップしない。

最大径は69.2mm、マウント面から先端部までの長さは55.8mm。重さは190gとなっている。単焦点標準レンズ「EF50mm F1.8 STM」(最大径69.2×長さ39.3mm、重さ160g) より少し長くて重いが、「EF50mm F2.5 コンパクトマクロ」(最大径67.6×長さ63.0mm、重さ280g) よりは小型軽量だ。手ブレのおもな成分である角度ブレと、近接撮影域で問題になるシフトブレに対応した4軸補正のハイブリッドISを搭載している。CIPA基準の手ブレ補正効果は4.0段だ。

EOS 9000Dに装着した様子

最新設計のマクロレンズだけあって、絞り開放から気持ちのいいキレ味を発揮する。このほかの作例は最終ページにまとめて掲載している。EOS 9000D Avモード 絞りF2.8 1/250秒 プラス0.3EV補正 ISO200 WB:太陽光 ピクチャースタイル:オート

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インデックス

目次
(1) APS-Cセンサー搭載のEOSシリーズ向け
(2) 外観と操作性をチェック
(3) 実写でキレ味やボケ味を確認
(4) 内蔵LEDライトをテスト
(5) 寄れる標準レンズとして買いの1本
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