特撮ドラマ「ウルトラマン」の最新TVシリーズとなる『ウルトラマンジード』が、テレビ東京系6局ネットで、2017年7月8日あさ9時から放送開始する。現在放送中の『ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE』に続く物語として描かれ、主人公には大河ドラマ『龍馬伝』などに出演した俳優の濱田龍臣、シリーズ構成をミステリー色の強い作風で知られる作家の乙一氏が担当することが発表された。

今回の主人公であるウルトラマンジード/朝倉リクは、なんとあの悪に堕ちた黒き巨人・ウルトラマンベリアルの息子。リクはジードライザーとウルトラカプセルを手に入れ、ウルトラマンジードにフュージョンライズ(変身)する力を得ると同時に、地球育ちの普通の若者だと思っていた自分が、ベリアルの遺伝子を受け継いでいることを知り、運命が大きく動き出す。

リクを演じる濱田は、2010年公開の映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』以来のウルトラマンシリーズへの出演。また、『GOTH』や『ZOO』など話題作を多数発表し続けている小説家・乙一氏が、初めてテレビドラマのシリーズ構成をこのウルトラマンシリーズで手掛ける。メイン監督は、ウルトラマンゼロやベリアルの初登場作品である2009年公開の映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』でメガホンを執った坂本浩一氏が担当。

濱田龍臣 コメント

僕の幼稚園の頃の夢は、「ウルトラマンになること」でした。 それがなんと16歳で叶って、凄く嬉しいです!

前回、映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』(2010)に出演させていただいた時は敵だったベリアルが、今回はなんと父親であるという設定で、凄く奥の深い役になっていると思っています。

ベリアルの遺伝子を受け継ぐウルトラマンジードが自分の運命と向き合い、どのように成長していくのかを一緒に見守って頂けたら幸いです。 素晴らしいスタッフ、キャストの方々と力を合わせて、皆さんに楽しんでいただける様に精一杯頑張りますので、是非ご覧ください!

乙一氏 コメント

ウルトラマンの世界に自分が関われるなんて光栄です。だけど、同時に不安も抱えています。自分の提案した物語が、ウルトラマンを愛する人たちに受け入れられるのかどうか、心配で夜も眠れないくらいです。そんなときに執筆の勇気をくれるのは、主人公・朝倉リクの存在です。彼の行動や台詞を書きながら、僕自身、立ち止まっているわけにはいかないという気持ちにさせられました。彼に置いて行かれないように僕も頑張ります。世界中の人々に、新たなウルトラマンの物語が届くことを祈っています。

坂本浩一監督 コメント

自分が日本で初めて監督した映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(2009年)で初登場したウルトラマンゼロとウルトラマンベリアル。今作『ウルトラマンジード』はそのベリアルの息子が主人公です! 運命を感じますね~。ベリアルの息子という「運命」を背負って戦う主人公・リクのように、“ウルトラマンシリーズの常識”にとらわれない、様々な挑戦をして行こうと意気込んでいます。デザイン、物語、様々なキャラクターたち・・・全てに「おっ!」と思わせるような仕掛けを仕込んでいます。

もちろん歴代のウルトラヒーローたちを愛するファンの方々へのサービスも忘れていません!

是非ご期待ください!!


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(C)ウルトラマンジード製作委員会・テレビ東京