ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。

■5位:綾瀬はるか、山田孝之、木南晴夏、ワンオク・Takaがお花見合コン

綾瀬はるか(左)、木南晴夏

まずは『FRIDAY』巻頭の「目撃! ハリコミ24」から。

4月上旬の22時50分、綾瀬はるか(32)と木南晴夏(31)が代官山のバーに入っていった。直後、山田孝之(33)が現れる。綾瀬と木南は同じ事務所、2人と山田は共演歴豊富だけに違和感はない。

それから1時間30分後、店から出たときには、ONE OK ROCKのTaka(28)も合流していた。待てよ……かつて木南はONE OK ROCKのベース・Ryota(27)と交際していたはず。すでに破局し、Ryotaは先日アヴリルラヴィーンの妹と結婚したばかりだが、ざっくばらんなつき合いは「さすが芸能人」という感がある。

4人はタクシーに乗って桜満開の目黒川へ。同誌は「お花見合コン」と報じたが、天真爛漫な4人らしい仲よしグループなのだろう。深夜しかお花見ができない芸能人同士、楽しい夜になったのではないか。

■4位:千鳥・大悟がまたも不倫。大阪から妻子を呼んで1か月後の裏切り

千鳥の大悟

『女性自身』が千鳥・大悟(37)の不倫をスクープ。大悟は昨年12月にも美女とホテルに入るところを撮られていただけに、40分にわたる必死の弁明をしたようだ。

3月下旬の22時30分すぎ、大悟は六本木でダンサーをしている金髪美女の自宅マンションに入り、出てきたのは翌日の11時30分。完全な"お泊まり"だ。女性はKEIKO似の25~26歳で、大悟に家庭があるのは知っているという。1週間後、大悟はまたも女性の自宅マンションへ。そこで記者は大悟に声をかける。

大悟は「友達の家ですよ」と否定。さらに追及を受けると、「エッチもしてないし。本当にしてないです! ここで"した"って言っちゃうとダメですよ。それはさすがに僕も心得てますよ」とあくまでシラを切る。「いまうまいこといってるのに、こんなん出たら、さすがにまずいですわ……」「なんとかなりませんかね。あ~、嫁がまた怒るやん!」と懇願するのも無理はない。大悟は妻と子ども2人を大阪に残して単身赴任していたが、東京に呼び寄せて4人での新生活がスタートしたばかりなのだ。4カ月前、こっぴどく叱られたばかりだけに、どんな展開が待っているのか。続報を期待したい。

■3位:カリスマ・加藤ミリヤがイケメン料理人と不倫温泉旅行

加藤ミリヤ

次も不倫。『FLASH』が加藤ミリヤ(28)のお忍び旅行を報じた。

4月上旬、静岡県修善寺温泉のある旅館に加藤が現れた。その横には30代後半のイケメン料理人が……。どうやら2年前に交際をはじめたとき、男性は妻子ある身だったが、その後離婚。現在は男性と内縁の妻、幼い子ども2人と暮らしているらしい。昨年12月、ミリヤがリリースした曲に、「誰かの夢 大事なもの 壊しても未来願う 最後に私を選んで」というフレーズがあったようだが、本人の願望ではないかと勘ぐりたくもなる。

年初には男性の故郷へ行き、実家を訪れた2人。まさに、ベッキーと川谷絵音のパターンだ。さらに、京都やバンコクなどへ旅行しているほか、ミリヤのライブ関係者席に男性の姿が目撃されていた。

報道直後の11日、ニューアルバムのリリースイベントを行ったミリヤ。そこで男性と破局したことを文書で明かした。「今回の一連の報道に関係して、私自身も今まで知らなかった情報を知る事となり、真剣に向き合っていたからこそ、報道のあった男性とは既に別々の道を歩んでおります」とコメント。「内縁の妻がいることを知らなかった」と言いたいのだろうか。最も悪いのは料理人の男性であることは明白だけに、ミリヤのファンたちから失望の声は聞こえてこない。

■2位:香取慎吾、「私の隣に家族3人で住んでいました」の新証言

先週、『週刊文春』がセンセーショナルに報じた香取慎吾(40)の「20年来恋人と隠し子」疑惑。香取は生放送番組で、「隠し子じゃないんです。友達の子どもなんです」と否定したが、2歳年上女性との交際は語らなかった。

今週は女性誌が続報。まず『週刊女性』が掲げた見出しは、「香取慎吾 私の隣に家族3人で住んでいました」。同誌は香取が横浜に住んでいたとき、2階の出窓にぬいぐるみがたくさん置かれるようになったことから、「子どもがいたのかも……」と推測。さらに、「恋人女性は2002~2003年ごろハワイのコンドミニアムに住んでいて、3人でいるところを頻繁に目撃されていた」「2011年、隣の部屋で3人の姿をよく見た」などの証言をつづった。ただ、いずれも決め手に欠けるネタであり、今回は香取も取り合わないだろう。

一方、『女性セブン』の見出しは、「香取慎吾 SMAPと恋 25年の胸のつかえ」。香取と恋人の絆は深く、「結婚できなくてもずっとそばにいてくれた彼女を絶対に守ろうという強い覚悟で生きてきた」「ソロとなった今、行動の責任は自分で取れる」と結婚へ向かう様子を報じた。

香取は前述した生放送で、「お花見に挑戦してみたいんです。今までできなかったから」と話していた。SMAPの恋愛スクープが続いているのは、グループのしがらみだけでなく、自由な時間が増えたことも大きいだけに、どこかで花見を楽しんでいるかもしれない。

■1位:ともに幼児をもつ、NHKキャスターと映画監督のダブル不倫

今週の1位は『週刊文春』の「NHK『サンデースポーツ』元キャスター花見W不倫」。最も相応しくないという意味で、NHKキャスターの不倫はスクープ度が高い。

與芝(よしば)由三栄アナ(42)は、「ミス慶應」に輝いたのち、1998年に入局。看板番組『サンデースポーツ』の元キャスターに抜てきされて人気を集めた。不倫相手は、映画『東京タワー』などを手がけた映画監督・源孝志氏(55)。2人は2014年11月放送のドキュメンタリー番組で出会い、深い関係になっていったという。

4月3日の昼下がり、2人は東大駒場キャンパスに白ワインとグラスを持ち込んで花見を楽しんだあと、お互いの腰に手を回しながら源氏の仕事部屋へ。さらに前日にも、2人は蕎麦屋で食事をしたあと、仕事部屋で密会していたという。

與芝アナは8歳年下男性との2度目の結婚で、2009年に長女、2012年に双子の女児を出産。源氏にも幼い娘がいるとのこと。ともに幼い子どもがいる状況でのダブル不倫であり、写真を見ても言い逃れは難しく、2人への風当たりは強いだろう。

驚かされたのは、「NHKや制作会社のスタッフとの会食にも2人そろって参加することもあるし、いわば公認の仲」という証言。それぞれの夫婦関係は円満というから、この報道が真実なら、今ごろ猛烈な後悔の念を抱いているのではないか。ともあれ、家庭のみならず、今後の仕事に悪影響を及ぼすのは間違いない。

□おまけの1本「ゲス川谷&ほのか、高級フレンチで復活前夜祭」

川谷絵音(左)、ほのかりん

最後の1本は、『週刊文春』の「復活前夜祭 ゲス川谷&ほのかりん 高級フレンチデート」。

3月30日13時すぎ、表参道の路上を歩く川谷絵音(28)と、ほのかりん(20)の姿が撮影された。「1万円の高級フレンチを食べたあと」のようだ。

ただのデートと思いきや、「5月の活動再開」が発表されたのは、この翌日。昼間からゴージャスなのはお祝いだからか、それとも、日常なのか。それにしても、わずか5カ月での活動再開はやはり早く、「それなら休止しなければいいのに」の感が漂う。「川谷は楽曲作りに励んでいた」というから、どう見ても「よくある制作期間」でしかないだろう。

一方、所属事務所から解雇されたほのかとの関係は順調。昨年9月の交際発覚から約半年になるが、この日のデートには、ほのかの妹も同席するなど、すでに家族ぐるみのつき合いになっているという。

ベッキーとの騒動では、元妻との卒論(離婚届)が話題になったが、ほのかとの入学手続き(婚姻届)をする日は近いのだろうか。恋愛体質の川谷だけに、いつそのニュースが流れても驚かない。

■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。