【インタビュー】

中川大志×千葉雄大、”27歳”&”17歳”2つの顔見せた映画『ReLIFE リライフ』

1 かわいくならないように気をつけた「27歳」

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「もしも今の心のまま若くなれたら」という、誰もが1度はしたことのある空想を実現できる薬を手に入れ、新たな高校で1年間だけ”リライフ”する……という夢のような設定で人気となったマンガアプリ『ReLIFE』。大人になりきれない大人から見た高校生活のもどかしさと眩しさ、高校生活をやり直すことによって自分を見つめ直す過程が丁寧に描かれ、アニメ化、舞台化と様々なメディアで話題を呼んでいる。

今回実写映画化にあたって、主役を務めるのは中川大志。会社を辞め、ニート生活を送っていた27歳の主人公・海崎新太として、実年齢から10歳離れた姿と、「リライフ」した高校生という2つの姿を見せる。また、「リライフ研究所」職員として海崎を見守る夜明了役の千葉は逆に、実年齢に近い28歳の姿と、高校生の姿を演じる。今回は中川と千葉の仲良しコンビに、撮影の様子や2つの面を演じた点について話を聞いた。

■中川大志(左)
1998年6月14日生まれ、東京都出身。TVドラマ『家政婦のミタ』(11)の長男役で注目され、ドラマ『監獄学園-プリズンスクール-』(15)、『南くんの恋人~my little lover』(15)で主演に抜擢される。16年はNHK大河ドラマ『真田丸』に豊臣秀頼役で出演。その他の主な出演作として、『水球ヤンキース』(14)、『重版出来!』(16)、初主演映画『青鬼 ver.2.0』『通学途中』(15)、『四月は君の嘘』(16)などがある。17年には主演映画『きょうのキラ君』公開が控えている。

■千葉雄大(右)
1989年3月9日生まれ、宮城県出身。TVドラマ『天装戦隊ゴセイジャー』(10~11)の主演に抜擢され俳優デビュー。主な映画出演作に『幕末高校生』『アオハライド』(14)、『黒崎くんの言いなりになんてならない』『モヒカン故郷に帰る』『殿、利息でござる!』(16)など。今後は主演ドラマ『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』、NHK BSプレミアム『ソースさんの恋』、公開待機作に『帝一の國』『兄に愛されすぎて困ってます』『亜人』などがある。 撮影:宮田浩史

27歳のアドバイス

――大人気作品の実写映画化ですが、原作の漫画を読んだ感想はいかがでしたか?

千葉:すごく大人な漫画ですよね。絵のタッチは柔らかいんですけど、悩みや状況、社会に対しての気持ちが現れていて、すごく続きが読みたくなる漫画でした。

中川:(見つめる)

千葉:なんだよ(笑)。

中川:(笑)。僕はすごく好きな世界観でした。現実世界に1個だけファンタジーな設定が入っていて。27歳が17歳になるという変わった設定なんですけど、青春もあって、でもふとした時に「27歳なんだ」と思わせられる。爽やかだけど、不思議な面もあって。ただの青春漫画じゃないなと思い、すごく面白かったです。

――原作は続いているので、映画オリジナルの終わり方となっていましたが、観終わっての感想を教えてください。

千葉:(中川と)一緒に観たんですよ。ポスターからしてキラキラしているし、ピンクと水色で爽やかな印象ですが大人の方にも観ていただきたいです!

中川:そうなんですよ。もっとポップでコメディな感じになるのかなと思ったんですけど、そういう面もありつつ、全体を通してみたら、いろんな層の人に楽しんでもらえると思いました。今まであまり見たことないようなジャンルの作品です。

――今回おふたりとも実年齢に近い役と、10歳ほど違う役を演じられていて2つの面が見れるという面白さがありました。中川さんは、自分より年上の27歳役を演じてみていかがでしたか?

中川:千葉くんとは、今までも同い年の役をやらせてもらったことがあるんですけど、今回はすごく不思議でしたね。今までは千葉くんが高校生になっていたけど、今回は逆で、僕が千葉くんの世代にいくことに。僕としては、27歳に行って、高校生に帰ってきて……という作業だったのですごく面白かったです。1作の映画のなかで、2つの顔を見せるので、見た目の変化を作っていく作業も楽しかったですし、スーツも今まで着たことがなかったので新鮮でしたね。

千葉:髭も生やしていたもんね。声も変えてたんじゃない?

中川:声も若干意識していましたね。あんまりかわいくならないように(笑)。

千葉:ふだん、かわいいからね(笑)。

中川:ふだんがかわいいから(笑)。作中で高校生になってからは、リラックスして演技ができました。

――中川さんが、撮影時27歳だった千葉さんにアドバイスを求めたりなどは。

千葉:聞かれました。「27歳ってどんな感じですか?」って。こんな感じです(笑)。「参考にならなかった」って言われました。

中川:千葉くんは学生の役も演じてきているので、他の仕事の27歳の人と全く違うじゃないですか(笑)。でも、どういう音楽を聞いていたのかとか、どういうアニメや漫画を見ていたのか、教えてもらいました。作品の中で出せなくても、知っておくだけで面白いですし。

――千葉さんは27歳と高校生と、2つの年齢を演じて、いかがでしたか?

千葉:そんなには意識していなかったですね。役柄的にも、高校生のキャピキャピする感じを出すわけではなかったので。27歳の時も17歳の時も一貫して、すごく大人な目線で見てなきゃいけなかったので。ビジュアルの変化くらいです。

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目次
(1) かわいくならないように気をつけた「27歳」
(2) 日本アカデミー賞新人賞に感じたそれぞれの思い
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