西日本最大級のマンガ・アニメ関連イベント『京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)2017』が、2017年9月16・17日に京都市勧業館(みやこめっせ)などで開催されることが発表された。13日に都内で行われた開催概要発表会には、今年のオフィシャルサポーターを務める声優の佳村はるかが登壇した。

左から、京都国際マンガミュージアム事務局長・山元英昌氏、京都情報大学院大学京都コンピュータ学院統括理事長・長谷川亘氏、映像産業振興機構理事長/手塚プロダクション代表取締役社長・松谷孝征氏、佳村はるか、門川大作京都市長、KADOKAWA取締役会長・角川歴彦氏、日本動画協会副理事長/トムス・エンタテインメント特別顧問・吉田力雄氏

「京まふ」は、京都国際マンガ・アニメフェア実行委員会と、京都市が主催する西日本最大級のマンガ・アニメイベント。2012年からスタートし、今年で6回目の開催となる。コンテンツ産業復興、クリエイターの育成・支援、国内外の観光客の獲得、海外への発信を目的としている。昨年は過去最多の4万3,936人の来場者、出展ブースは68の企業・団体が参加した。

「京まふ2017」では、東アジアへの情報発信を強化するほか、若手クリエイターの育成強化、京都の名所とキャラクターによるコラボなどコンテンツの充実に力を入れる。さらに、みやこめっせのステージ環境充実・出展エリアを拡大し(「京まふステージ」を、約700人を収容できるロームシアター京都サウスホールに移行し、出展エリアを約30%拡大)、全体で4万5,000人の来場者を目指すという。当日は『クッキングパパ』の作者・うえやまとち氏による中国・長沙市、韓国・大邱広域市の特選料理などをマンガでレポートする企画展や、料理実演トークショーなども開催。また、国内で有名な京都の名所と、『Wake Up, Girls!』『名探偵コナン』『魔法陣グルグル』などのキャラクターとコラボしたポスターなども制作される。

発表会に登壇した門川大作京都市長は、「京まふも今年で6年目。文化で地域の活性化や観光を振興させ、世界から尊敬されるよう、さまざまな取り組みを行っていきたい」と展望を述べた。また発表会には、「京まふ2017」の応援サポーターを務める、声優・佳村はるかも登場。サポーター就任について、「今年の正月に京都観光して素晴らしい場所だなと感じていたところ、このようなお話があり、本当に幸せです」と喜び、「京都、マンガ、アニメすべてをサポートできるよう頑張ります」と意気込みを語った。

また、アメが大好きだという佳村。京都にはアメの専門店が数多く存在しているという話題になると「ファンの方に、京都のアメ専門店『クロッシェ』さんのアメをよくいただきます。特にウメ味が大好きで、どれも見た目も鮮やかで、うれしい気分になります。ほかにも『京あめ処豊松堂』にはシソ味のアメがあるようなので、ぜひ食べてみたいと思います」と明かした。

さらに、佳村はMCのムチャ振りで「京まふ」をイメージしたキャラクターを描くことになり、数分で着物姿のキュートなウサギを描きあげた。「『京まふ』ということで"マフ"を入れたいと思いました。雌のウサギの(首まわりの)モフモフしているところを"マフマフ"というらしく、『京まふ』とかけ、さらに京都らしい着物を着せてみました」と説明。門川京都市長も「素晴らしい。京都国際マンガミュージアムで館長補佐の仕事をしてほしいぐらい」と大絶賛した。

『京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)2017』は、2017年9月16・17日に京都市勧業館(みやこめっせ)、京都国際マンガミュージアムにて開催。入場料はみやこめっせ会場が前売り券が1,200円、京都国際マンガミュージアムの入場券が800円。小学生以下は無料。そのほか、みやこめっせ・京都国際マンガミュージアム共通入場券(1,800円)なども発売予定。