モトローラ・モビリティ・ジャパンは3月31日、SIMフリーのAndroidスマートフォン「Moto G5」および「Moto G5 Plus」の販売を開始しました。今回は、デュアルオートフォーカスピクセルを搭載する、5.2型ディスプレイの上位モデル「Moto G5 Plus」を使って、気軽に写真を撮りたい人たちに嬉しいカメラ機能をご紹介します。

「Moto G5 Plus」のファインゴールド

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手をひねるだけでカメラが起動

Moto G5 Plusは、高さ150.2mm、幅74.0mm、厚さは7.7mm~9.7mm、重量は155gです。女性の手にも握りやすいサイズで、あまり重さを感じません。キラキラと輝くメタルフレームが適度な摩擦になるため滑りにくく、自撮りの際にも落としにくい形状です。

バッテリーは3000mAhで、カメラやSNSを使っても2日に一度の充電で間に合います。さらに約15分の充電で最長6時間動かすことができます。OSはAndroid 7.0、2つのSIMを同時待受状態にできるデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)、指紋認証や撥水性能を持ちます。

さっそくカメラ機能をチェックしましょう。Moto G5 Plusのリアカメラ(メインカメラ)は1200万画素。F値は1.7と明るめのレンズが搭載されているので、暗所での撮影にも適しています。また、イメージセンサーを位相差AFセンサーとして動作させるデュアルピクセルオートフォーカスを搭載しています。一般的なカメラと比較するとオートフォーカスが約60%速くなっているそうです。

さらに、「Moto Action」により、手を2回ひねる(振る)だけでカメラが起動します。画面ロックが掛かったカメラでも、スマホを持って振るだけでカメラが起動するため、シャッターチャンスを逃しません。スマホを振る動作に慣れない人は、電源ボタンからも起動できます。「設定」の「ディスプレイ」にある「電源ボタンを2回押してカメラを起動」をオンにすると、本体横の電源ボタンからすぐカメラを起動できます。

手首を2回ひねると、バイブレーションとともにカメラが起動する

写真モードは「オートHDR」で失敗なし

リアカメラの作例を見ていきましょう。カメラの撮影モードは、「写真」「動画」「パノラマ」「スローモーション」「プロフェッショナルモード」が用意されています。「写真」モードでは、「オートHDR」を利用することができるため、被写体の明るさと暗さのバランスが、肉眼で見た状態に近い写真を撮ることができます。

カフェの少し暗い照明や逆光の場所でも、シャッターを押すだけで自然な色味の写真を撮影することができました。

「写真」モードは、「HDR」を「自動」に設定できる

カフェの店内での撮影。HDRは自動でオンになった

同じくカフェの店内で。炭酸のシュワっとした粒にもしっかりフォーカスが合っている。HDRは自動でオンになった

屋外での撮影。HDRは自動でオンになった

猫がいたのでスマホを振り、すばやくカメラを起動して撮影。HDRはオフだった