【レポート】

キャラクターと共に「青春」やってます - 市川太一、逢坂良太、島崎信長、河西健吾が登壇、AnimeJapan2017『カブキブ!』ステージ

3月25、26日の2日間にわたり東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2017」。2日目のオープンステージ「supported by LIVE DAM STADIUM」にて開催された、4月スタートのテレビアニメ『カブキブ!』のトークイベントの模様をお届けする。出演は、来栖黒悟役の市川太一、阿久津新役の逢坂良太、蛯原仁役の河西健吾、丹羽花満役の島崎信長。

『カブキブ!』トークイベント

『カブキブ!』は、歌舞伎が大好きな主人公の黒悟が、高校の部活で歌舞伎を上演しようと、仲間と共に奔走する青春ストーリー。榎田ユウリの原作小説が角川文庫より6巻まで発売されており、月刊『ヤングエース』にてコミカライズも連載中。今回のアニメ化にあたってキャラクター原案をCLAMPが担当した。

本ステージでは、市川、逢坂の二人がMCを務めた。まずは二人が演じるキャラクターを、それぞれが紹介。市川演じる来栖黒悟は、とても明るく前向きなキャラクター。主役にもかかわらずメインビジュアルでは「黒子」の恰好をしており、この謎はアニメを見ればわかるという。そして、逢坂が演じる阿久津新はその奇抜な見た目通りバンドをやっており、自分が大好きで、目立つことも大好き、けれど歌舞伎は大嫌いというキャラクターだ。

既に公開中のアニメPVが上映され、逢坂が「使われてるのが第1話の音声だから、市川君、初々しいよね」としみじみ話すと、市川も収録の前日は眠れなかったほど緊張したと明かした。市川は本作がテレビアニメ初レギュラーの上、初主演。実は逢坂の初主演作の音響監督が『カブキブ!』と同じスタッフだったため、市川の姿に昔の自分を重ねたという逢坂。「でも、俺の時よりはしっかりしてるなと思う」と市川の頼もしさを語っていた。

続いて、ゲストを交えたトークコーナー「カブキブ!の部屋」ではトップバッターに島崎が登場。島崎演じる丹羽花満は、母親が日舞の師範で自分もその名取という人物。しかし現在は踊りをやめ、格闘技に打ち込んでおり……島崎曰く、「これ以上の情報はネタバレになる」とのことで、放映を楽しみに待って欲しいと告げた。

アニメの中で歌舞伎を演じることに対し、「難しかったけど、役者として学べることがいっぱいあって楽しかった」とコメントする島崎。声優である自分達が、四苦八苦しながら歌舞伎に取り組むことで、高校生からいきなり歌舞伎を始めようとするキャラクター達と苦労を共にしている感覚があると明かした。歌舞伎の練習に取り組むキャストの姿もさながら部活のようで、先生からもレッスンの際に「本当に歌舞伎部って感じになってきたね!」と言われたことを明かした。

また、「これまで、カブいていた時期はありましたか?」という質問に島崎は「最近まで顔を真っ白に塗って隈取をして生活していましたね」と真顔でコメント。これには逢坂や市川から「そうですか、すごいですねー」、「カブいてるなー」と白々しいリアクションがとられ、会場の笑いを誘っていた。

ここで島崎はステージを退場する時間に。去り際、「知らざあ言って聞かせやしょう!」と歌舞伎の名ゼリフを歌舞伎らしい節回しで発し、短い時間ながら強い印象を残していった。島崎と入れ替わりで、今度は河西が登場。河西が演じる蛯原仁は梨園の名門の御曹司で、ほかのキャラクターと違い、幼いころから歌舞伎の稽古を受けている。河西曰く「この家を背負っていかなければいけないと、自分で自分をがんじがらめにしているキャラクター」だそう。

アフレコ現場の雰囲気について聞かれると、河西は「若手とベテランの方のバランスが良くて、いい緊張感の中でやれている、居心地のいい現場」とコメント。普段から現場では無口だと言われる河西だが、市川から「1話の収録で、うまくいかなくて打ちひしがれている僕に、肩を叩いて『最初はみんなそうだから』と言って去っていかれて。その日から河西さんのことが大好きになりました」と、先輩らしい姿を見せていたことが明かされた。「落ち込んで次の収録まで引きずるのは良くないから、なるべく落ち込ませないようにしてあげたいなと思って」と、河西自身の経験から掛けた言葉だったそうだ。

また、「カブいていた時期はありますか?」という質問に対しては、「役者は人の心を動かす仕事だから、普通じゃいけない。常に、それこそ100歳までカブいてなきゃいけないと思います」と役者魂にあふれるコメントを残した。

ゲストトークのコーナーが終わると、新情報が市川と逢坂から告知される。それは4月6日、初回放送の夜にLOFT9 Shibuyaにて先行上映イベントが行われるというもの。本日のメインMC市川と逢坂に加え、河西も登壇するとのこと。アニメについてのクロストークを繰り広げるという。

最後の挨拶で逢坂は「本当に一生懸命にやってます。歌舞伎に触れたことがある方も、そうでない方も、老若男女いろんな方に見ていただきたい作品です。アニメを通じて歌舞伎の世界を堪能していただき、更に本物の歌舞伎を見に行ってみるとこの作品の世界がより楽しめるんじゃないかと思います」と期待を煽った。

市川は「いろいろな初めてを経験させていただいる作品です。キャラクター、そして僕たちの歌舞伎の演技の成長も楽しみながら観ていただけるとうれしいです。4月という年度初めにぴったりな青春物語になっていますので、この作品を見た方が、何か新しいことを始めてみようかなと思えるような作品にしていきたいと思います」と語った。

テレビアニメ『カブキブ!』は4月6日よりTBSほかにて放送開始。キャラクターのみならずキャストも一緒に歌舞伎を通じて "青春"を繰り広げる本作にぜひ注目してほしい。

4月29・30日開催 ニコニコ超会議 2017 松竹ブースにてトークイベント開催決定

出演:市川太一、澤村宗之助

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