【レポート】

LINEが新入社員24人を迎え入社式 - 新宿の新オフィスへ

1 デジタルネイティブ世代「インターネットの歴史を今度は自分たちがつくる」

 
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LINEは4月3日に入社式を開催。4月にJR新宿ミライナタワー(東京都新宿区)へ移転したばかりの本社で、24人の新入社員を迎えた。

LINE入社式、新入社員が入場

出澤剛社長「世界という大きな目線を持ってほしい」

新入社員にエールを送る出澤剛代表取締役社長

新入社員たちは、LINEキャラクターといっしょにスマホで記念写真を撮り合うなど、リラックスした様子で祝福を受けた。パーティーのような雰囲気のなか、ジーンズ姿で登場した出澤剛代表取締役社長は、彼らに向けて次のように話した。

出澤剛代表取締役社長「高い目標に挑戦できるようになるにはこれからトレーニングすることが必要」

「我々は日本から出て、アジアに広がっていて、世界を目指している会社です。ですので、ぜひ世界という大きな目線を持ってほしい。日本のインターネットの歴史を振り返っても、自分たちのサービスでオーガニックに世界に使っていただいたサービスは非常に少なく、ほとんどありません。

LINEはこれまでそれをやってきて、今度はクラウドAIプラットフォーム『Clova(クローバ)』で、欧米の強い会社が攻めているところに攻めていこうというところです。我々の強みを分析していくとそういう領域でも勝てるチャンスが十分にあると思っています。

今LINEは調子がいいからといってそれで守ってしまうと、IT業界は非常に流れが速いので1年や2年で廃れていってしまう宿命にあると思います。常にあえて高い目標を目指して挑戦することが会社の持続的成長につながるのだと信じています。失敗してもかまいませんので、ぜひ高い目標をもってどんどんチャレンジをしていってほしい。われわれがそういう目線をもっている会社だということを胸に刻んでほしい。

それと逆のことを言うようですが、新入社員の方は入ったばかりなので、高い目標に挑戦できるようになるにはこれからトレーニングすることが必要。そういう意味では、仕事の量をきちんとこなし、ある程度の基礎体力をつくっていかなければならないと思います。アイデアやビジネスの世界ってかたちのないものなので、『俺のアイデアややり方がいけてる』とか思ってしまいがちなんですけど、特に効率性や正確性を出すためには量が必要。しばらくの間は、ある程度の量を積み重ねてそれを実践に転化していくという、少しだけ苦しい時間がある。それを喜んで受け入れ、あえてやっていってほしいと思います。

また、同期をぜひ大事にしてほしいと思います。私が新入社員になったのはちょうど20年前で、会社も変わって同期も半分以上転職している状況ですけど、いまだにその70人は年に1回くらい会って、なかでも仲のいい人は2、3カ月に1回会ってお互いの近況報告をしたり励まし合ったりしています。同期の同じ釜の飯の絆っていうのは非常に貴重で、この先みなさんの人生の中で親しい友達をつくるのはこれが最後のチャンスかもしれません。ぜひ同期で助け合って、よりレベルアップして、会社への貢献につなげてください」

新入社員代表として挨拶した本間洋也さん

これに応えて、新入社員代表の本間洋也さんが挨拶に立った。

「本日入社する私たちは、一般的には"デジタルネイティブ"や"ソーシャルネイティブ"と呼ばれる世代になります。

小学生の頃はおもしろフラッシュ投稿を見ていたら外が暗くなっていたり、タイピングゲームにはまったり、Windowsのアシスタントのいるかに助けられたり、中学生の頃はニコ生やYouTubeの動画にはまったり、前略プロフィールやミクシィなどのSNSにはまったり、高校生の頃はツイッターやフェイスブック、LINEを始めたり、大学生ではインスタグラムやスナップチャットを始めたり……。インターネットともに人生を歩んできたと言っても過言ではありません。

まだまだインターネットには可能性があると感じております。LINEが持つ力をもっと使えば、世の中をもっとよいものに、幸せにすることができる。これまで過ごしてきたインターネットの歴史を、今度は自分たちがつくり上げる側としてこれからこの会社で働いていきたい。そんな思いをもっています」

LINEキャラクターのケーキで祝福

パーティーのようなカジュアルな雰囲気

LINEは2011年6月のサービス開始以降、世界で利用されるコミュニケーションアプリへと成長してきた。さらにLINEを切り口として生活のすべてが完結する"スマートポータル"の実現を目指し、事業を拡大。積極的な人材採用を行っており、現在の従業員数は1,438人、商号変更を行った2013年4月時点の約500人から4年間で3倍の規模へと増加している。

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インデックス

目次
(1) デジタルネイティブ世代「インターネットの歴史を今度は自分たちがつくる」
(2) "CLOSING THE DISTANCE"な働く環境
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