イオンリテールは3月30日、「イオンスタイル碑文谷」(東京都目黒区)の5~7階フロアをオープンする。このうち6階フロアでは、フードコートやカフェのほか、ベビー・子どもファッションや雑貨、おもちゃ、文具、写真スタジオ、英会話教室などを展開。「ダイエー碑文谷店」時代と比較すると、ベビー・子ども・おもちゃを合わせた売り場面積は約1.8倍に増えた。
25~40歳の子育て中女性をターゲットとしている同店。パパ&ママたちを意識した店舗作りの内容を紹介しよう。
中目黒発の人気カフェから北欧ブランド商品まで! ハイエンドな品ぞろえ
食品や住まい、それにレディスファッションの商品を1~4階のフロアに配し、2016年12月、東京都目黒区にオープンした「イオンスタイル碑文谷」。このたび、メンズファッションや書籍などを扱う5階フロア、ベビー&キッズ商品をとりそろえた6階フロア、そしてレストランやヨガスタジオなどを配した7階フロアの営業が始まり、3月30日にグランドオープンとなる。
このうち、同店がターゲットとする「働く子育て中の女性」に向けて力を入れたのが、6階フロアだ。ベビー&キッズ向けのファッションアイテムとして、「ミニ ロディーニ」や「ボボ ショセス」といった国内外のブランドを取り入れたセレクトショップ「cm」(センチメーターズ)を展開。イオンのオリジナル商品についても、オーガニックコットンの肌着や日本・綿100%の商品を充実させた。
さらにベビー用品についても抜かりない。イオンでは初めて、ノルウェー生まれのブランド「Stokke」(ストッケ)を導入。ベッドやハイチェアなどの商品をとりそろえた。また、ベビーキャリア(抱っこひも)、ベビーカーも、人気の6ブランドを集め、商品選びがしやすい構成になっている。
おむつやスキンケア商品、お風呂用品、月齢別のおもちゃ・離乳食まで、日常生活での必需品が手に入るほか、知育玩具も「ラーニングキッズコーナー」というスペースを設けて、充実させている。小学生以上の子ども向けには、ランドセルや、ぞうきん・上履きといった学用品コーナーもあるので、利用してみよう。
多様な休憩スペース
そして、お買い物に疲れた時には、カフェに立ち寄ろう。同フロアに展開している、中目黒で人気の子連れカフェ「Helianthus」(ヘリアンタス)では、パスタやカレーのほか、ベビーフードやベビースナックなど、赤ちゃんのメニューも提供しているので安心。
他にも、フードコートで休憩したり、ベビールームで授乳したりと、同フロアの施設を活用してみてほしい。
パパもうれしい! 家族で楽しむアウトドア商品が充実
6階フロアだけでなく、5階フロアでも家族を意識した商品が満載。アウトドア商品として、「スノーピーク」と「コールマン」の商品を常時コーナー展開し、テントや調理器具などをとりそろえた。
書籍を展開する「未来屋書店」では、キッズ向けの絵本や参考書にも注力していて、店内にあるカフェでは、コーヒーも楽しめる。親子でぜいたくな休日が楽しめそうだ。
同店の町野弘幸 店長(イオンリテール 南関東カンパニー)は、「これまで周辺住民の方は、武蔵小杉や五反田まで行かなければ、ベビー&キッズ商品をそろえられないといった状況があった。新フロアのオープンで、メインターゲットとなる子連れのお客さまに、より多く訪れていただきたい」とコメント。子育て中のパパ・ママにとっては、都心で、ワンストップで商品が購入できる店舗として、注目を集めそうだ。
※記事中の情報は2017年3月取材時のもの