【インタビュー】

土屋太鳳、役作りのための一人暮らしで挑んだ映画『PとJK』 - ダンスも演技も細部を大切に

1 亀梨和也に教わった、主役としての心得

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抜群の透明感とひたむきさで多くの映画・ドラマのヒロインとして活躍を見せる女優・土屋太鳳。最新映画『PとJK』では、JK=女子高生・カコを演じ、亀梨和也演じるP=警察官の功太と結婚! という驚きの胸キュン展開に。危険な彼を想う一途な女子高生を、みずみずしく演じている。

今回は、同作の撮影現場での話や、作品に出るときに心がけていること、またNHKの紅白歌合戦でも話題となったダンスでの表現などについて、話を聞いた。

■土屋太鳳
1995年生まれ、東京都出身。2005年、スーパー・ヒロイン・オーディションMISS PHOENIXの審査員特別賞を受賞。その後、ドラマや映画を中心に活躍の場を広げる。映画デビューは2008年の『トウキョウソナタ』。2014年にはNHK連続テレビ小説『花子とアン』出演、翌年に『まれ』ヒロインと立て続けに出演を果たした。近年は主演映画『orange -オレンジ-』(15年)、『青空エール』(16年)がヒットし、2017年は『兄に愛されすぎて困ってます』『トリガール!』『8年越しの花嫁』公開を控える。 撮影:宮田浩史

”大人”と思った考え方

――今回は警察官と結婚する女子高生、という役でしたが、撮影はいかがでしたか?

一つひとつのシーンでちゃんと呼吸ができました。私が撮影に入って、「どうやってカコちゃんを演じたらいいんだろう」と悩んでいた時に、廣木(隆一)監督が「そのままの土屋太鳳でいいから」と言ってくれたんです。それがまたすごく難しくはあったのですが、功太君を演じられた亀梨和也さんも、人としても役者さんとしても大事なことを色々教えてくださったので、充実感を得ながら演じることができたなと思います。

――亀梨さんには、どういうところを教わったのでしょうか。

何よりも本当に、どうやったら嘘がなく、良いシーンになるかというのを、一緒に考えてくださったんです。高杉(真宙)君が20歳になった時には「みんなでお祝いをしよう」とごはんに連れて行ってくださって、プライベートでも一緒にいる時間もすごく大事にしてくれました。「こういうごはんに、こういうお酒が合うよ」って教えてくださって、「わあ~功太君(亀梨)って大人だなあ!」って思いました(笑)。

本当に亀梨さんには、演技の面でも人としても「主役という立場は難しいけど、自分が主役なんだって自覚することはとっても大事」「ちゃんと作品に対して責任、覚悟、誇りを持つことで自分の気持ちも変わってくるよ」ということを教えていただきました。

――主役としての心持ちまで教えてくださったんですね。

例えば、変わっている人を見ると「何、この人?」と引いてしまうことも多いと思うんですけど、亀梨さんはそういうのがないんです。「お、面白い」「そんな言い方するの?」「どういう人なんだろうね」と、すごく興味を持たれる方で。

「なんでそんな風に、いつも人を前向きに面白くとらえて、興味を示しているんですか?」と聞いたら、亀梨さんは「だってさ、俺じゃない時点で面白くない!?」っておっしゃったんです。「俺じゃないって時点で、その人には面白いところがあって、すごく興味が湧く」と言っていて、「ああ、そういう考えもあるんだなあ。すごく、大人だなあ」と実感しました。

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目次
(1) 亀梨和也に教わった、主役としての心得
(2) ダンスのように、指先まで神経を巡らせる演技に
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