【レポート】

大阪モーターサイクルショー2017 - ドゥカティ「スーパースポーツ」が復活

二輪のプレミアムブランドであるドゥカティ。かつては一部のベテランライダー向けのイメージが強かったが、新たに発売した「スクランブラー」シリーズが好評を博したこともあり、大阪モーターサイクルショーではビギナーからベテランまで、幅広い年齢層がドゥカティのブースを訪れていた。

快適で親しみやすいドゥカティといえる「スーパースポーツ」(EU仕様車、参考出品)。大阪モーターサイクルショーでの展示は1台のみだったが、東京モーターサイクルショーでは上級モデルの「スーパースポーツ S」も展示される予定だ

気軽に楽しめる「スーパースポーツ」「モンスター」が人気

スポーツモデルの走りやスタイルに多用途性も兼ね備えた「スーパースポーツ」は、10年ぶりに復活したモデル。すでに日本での発売も決定しているが、今回は参考出品となった。113PSを発揮する937ccのL型2気筒エンジンを搭載し、16リットルと大容量のガソリンタンクでツーリングにも対応する。

そのスタイリングは、ことさらドゥカティを意識させるクセはなく、むしろ万人受けするオーソドックスなフルカウルスタイルだ。先鋭化の一途を辿る国内メーカーのデザインとは一線を画し、さすがイタリア車と思わせる。価格も低く抑えられているので、発売されればヒットとなる可能性大だ。

空冷エンジンを搭載し、マニアにもビギナーにも魅力的な1台となった「モンスター797」

ネイキッドスタイルで根強い人気があるモンスターからは、「モンスター797」が参考出品された。既存モデルより小排気量となり、入門用ともいえるが、そのエンジンは803ccの空冷L型ツイン。マニアックな空冷エンジンと乗りやすさを両立した「これこそモンスター」というべきモデルだ。

「スーパースポーツ」「モンスター」ともに、足つきを確認するなど購入を検討していると思われる人が多く、女性の姿も多く見られた。

ドゥカティの間口を広げた「スクランブラー」

発売されるや大きな話題を呼んだ「スクランブラー」シリーズ。洗練された従来のドゥカティとは大きく異なる無骨なオフロードスタイルだが、本国はもちろん、日本でもヒットしている。今回のショーでは参考出品2台を含む3台を展示した。翌週開催の東京モーターサイクルショーでは5台に増える予定だ。

「スクランブラー」シリーズに追加された「デザート スレッド」。スレッドはそりを意味し、フラットダートをなめらかに走るイメージか

普通二輪免許で乗れる「スクランブラー Sixty2」。免許を取得して最初の1台としても選ばれることが多いという

参考出品の「スクランブラー デザート スレッド」は、よりオフロードイメージを強調したワイルドなモデルで、19インチのスポークホイールを装着する。実際にオフロードも走れると思われるが、やはりスタイル重視のカスタムベースと考えるのが妥当だろう。

ドゥカティブースのスタッフに聞いたところ、「スクランブラー」は他メーカーからの乗換えが多く、それどころか免許を取得して最初の1台として選ぶ人も多いという。まさにドゥカティの間口を広げることに成功したモデルだ。

「スクランブラー」には日本市場を意識した400ccモデル「Sixty2」もあるが、かつての「モンスター400」とはまったく別物のエンジンとあって、かなりのパーツを新規に製作するなど、コストをかけているという。ドゥカティがいかに日本市場を重視しているか、うかがい知れるモデルといえるだろう。

ドゥカティのアドベンチャーモデル「ムルティストラーダ」も人気。「スクランブラー」「モンスター」とは対照的に、ベテランライダーが注目している様子だった

ドゥカティ版のアメリカンモデルといえる「Xディアベル S」。またがれるようになっているのだが、近づきがたいほどの迫力のせいか、遠巻きに眺める人が多かった

かつてのブームが収束した感のあるモタードだが、「ハイパーモタード 939」は健在。一方、人気モデルだった「ストリートファイター」は姿を消した

ドゥカティのフラッグシップともいえる「1299 パニガーレ S」。市販モデルだが、実際にまたがれる数少ないチャンスとあって人気は高かった

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