【レポート】

「変なホテル」がきっかけに? ロボットホテルはどんどん増えるか

1 ローコストホテルというコンセプト

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ロボットホテルで話題の「変なホテル」。ロボットが受付をこなすなど目新しさに溢れたホテルだ。HISホテルホールディングスは今後、フランチャイズ展開なども含めて出店を加速する考えだが、どんな戦略を描いているのか。

変なホテルとは?

長崎県のハウステンボス内に2015年7月に誕生した変なホテル。宿泊者のチェックイン/チェックアウトなどをロボットが担当し、人手を極力かけないローコストホテルとして、運営面でも注目を集めているホテルだ。

「変なホテル舞浜 東京ベイ」のフロント

変なホテルは当初30人体制で運営されていたが、順次ロボットを導入することで2017年3月現在は7人にまで減っている。最終的には6人体制で運営していく方針だ。従業員の少なさを取り上げるのは、ホテル運営において、人件費の負担が非常に多くの割合を占めるからだ。「生産性の高いホテルとは何なのか」という素朴な疑問に対しての答えがロボットホテルというわけである。

ハウステンボス内の変なホテルの従業員推移

このほど千葉県浦安市にオープンした2号店の「変なホテル舞浜 東京ベイ」(以下、2号店)も従業員は少ない。スタート時で7人体制であり、ハウステンボス店のノウハウを開業時から活かした形だ。

ただし、この7人体制については少し補足説明が必要だ。朝昼晩のタイムシフトを考慮すると、常駐するのは1人か2人。となると、チェックアウト後の客室の清掃やベッドメイキングなども含んだ人数なのか? など疑問が出てくる。

2号店の運営方法を聞く限り、客室の水回りの清掃、ベッドメイキングのほか、レストランなど一部の仕事を外部委託し、運営上やるべきことを絞った状態での人数になるようだ。宿泊予約も電話での受付はなく、ウェブ経由に絞られているという。

2号店の客室。客室清掃やその確認等は人が担当。ただし客室奥の窓(内側・外側両方ともに)の清掃は窓拭きロボットが担当するという

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インデックス

目次
(1) ローコストホテルというコンセプト
(2) 5年以内にシステムを1000店に
(3) 物珍しさというプレミアム
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