【インタビュー】

満島真之介、「1%の不安と99%の好奇心」 で仕事に取り組む - アニメ声優2作目の挑戦

1 縁によってたどり着いた役者という道

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現在、ドラマ・映画・舞台などで幅広く活躍する俳優・満島真之介。2016年には、テレビアニメ『僕だけがいない街』で声優にも初挑戦したが、今度は映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語』(3月18日公開)で、声優として2作目に出演する。

同作はアニメ『東のエデン』『精霊の守り人』『攻殻機動隊 S.A.C』などの作品を手がけた神山健治監督の最新作で、岡山県倉敷市で父親と二人暮らしをしている平凡な女子高生・ココネの夢と現実がオーバーラップしながら、思いがけず知らない自分を見つける作品だ。主人公のココネの声を担当するのは女優の高畑充希。そして、満島はココネを支えるクールな幼馴染のモリオを演じた。今回は2作目となったアニメ作品への思いや、人生・役者観についての話を満島に聞いた。

■満島真之介
1989年5月30日生まれ、沖縄県出身。2010年、舞台『おそるべき親たち』で俳優デビュー。以来ドラマ、映画、舞台等幅広く活躍している。2012年にはNHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』で注目を浴び、2013年には映画『風俗行ったら人生変わったwww』で初主演を果たす。近年の出演作に舞台『逆鱗』(16)、ドラマ『模倣犯』『夏目漱石の妻』(16)、映画『オーバー・フェンス』(16)など。2017年には映画『無限の住人』『忍びの国』公開を控える。声優出演はアニメ『僕だけがいない街』(16)以来2作目。 撮影:西田航(WATAROCK)

新しい刺激へのワクワク感

――モリオ役のオファーがきたときの心境を教えてください。

去年1本、アニメの作品(『僕だけがいない街』)の声優を初めてやらせてもらって、それが素晴らしい経験になりました。役者と同じように芝居をしているんですが、自分の身体ではない形に吹き込んでいくという楽しさや不思議さがありましたね。神山監督のことはもちろん知っていましたけど、そんなにアニメについて詳しくはないので、「おもしろいところに入れるぞ」というワクワク感が一番強かったです。

――『僕だけがいない街』もすごく合っていたなと思ったのですが、そのときの経験から2作目もぜひ出演したいということになったんですね。

新しいことを体感するって、とても刺激があるんですよね。わからないことに飛び込むのはすごく勇気がいることだし、不安な部分や何らかのリスクはありますけど、刺激を受けたい気持ちの方が強いです。

自分は、1%の不安と99%の素直さでできているなと思います。「いつどうなるかわからない」という不安も、1%はある(笑)。そうじゃないと、無秩序になってしまいますから。生きている中で1%だけ不安を持っておこう、あと99%は素直でいればなるようになる、と思って生きています。自分が素直になれば、きっと周りのみんなも素直になってくれます。

縁があって道がつながった

――もともとお姉さんの満島ひかりさんが芸能界でご活躍されていたと思いますが、そういう環境で役者の仕事を続けるのに難しい点などはなかったですか?

家族って、良くも悪くも絶対的なものですよね。特に兄弟って、とても面白いなと思っていて、僕にとって姉は女優・満島ひかりじゃないんですよ。もちろん世間的に見て素晴らしい女優さんだなと思いますが、直に関わる時は常に姉でしかないので、OLでも、宇宙飛行士でも、ニートでも、姉は姉なんですよね(笑)。そこを感じられれば、何も難しいことはありません。

――デビュー前に日本一周などもされていて、いろいろ模索されていた時期もあったと思うのですが、なかでも役者を選んだ理由はありますか?

旅中に、何か自分の体で表現をしたかったんだと思うんです。でも何を表現すればいいのかもわからないし、たまたま入らせてもらったところが役者の事務所だったので、役者をやっています(笑)。

――縁があって、たどり着いたのが役者だったんですね。

そうなんです! 面白いもので、人が人をつないで、自分の歩いてきた道と人が歩いてきた道がクロスした瞬間だったなと思います。だから、もしかしたら出会ったのが音楽やダンスだったら、また別の道を歩んでいたかもしれません。役者としてというより、”僕としてどうか”ということしか、常に考えてないのかもしれないです。

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目次
(1) 縁によってたどり着いた役者という道
(2) 人生における「トイレの法則」
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