RAIJIN(左)とPriori 4(右)

プラスワン・マーケティングが提供するSIMフリースマートフォンブランド「FREETEL」は、2017年1月27日に「Priori 4」を14,800円、同年2月1日に「RAIJIN」を29,800円で発売した。最上位機種の「KIWAMI 2」に続くミドルハイスマートフォン「RAIJIN」、そしてエントリーモデルの「Priori 4」の両機種を数日間試用したレビューをお届けする。

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充電は2日に1度で充分

FREETEL RAIJIN

「FREETEL RAIJIN」の最大の特徴は、5,000mAhという大容量のバッテリーを搭載している点だ。Androidスマートフォンは3,000mAh前後が主流なので、バッテリーの持ちの良さは体感できるだろう。貸出機ではメールの受信や写真のアップロード、YouTubeの閲覧などを常用したが、2日間に一度の充電で充分だった。

大容量バッテリーが格納されているため、厚みは少々あるが気にならない程度だ。本体サイズは高さ153.0mm、幅が76.0mm、厚さは8.7mm。重量は約183gで、同じ5.5インチ画面のスマートフォンと比較すると重めの部類に入る。

CPUはMT6750Tオクタコア、メモリは4GB、ストレージは64GB。画面は5.5インチフルHDでIPSディスプレイを搭載。10点マルチタッチに対応している。接続インターフェースは「USB Type-C」が採用された。

充電端子は「USB Type-C」を採用

金属ボディで質感良好、ジャイロセンサーも搭載

外観はアルミボディで輝きのある質感になっており、FREETEL REIの印象に近い。カラーバリエーションはシルバー/マットブラック/マットネイビーの3色だ。

本体背面に指紋認証センサーがあり、本体を握った状態で画面ロックを解除できる。ただ、センサーの感度に問題があるのか、指紋認証に失敗することが多々あった。もしかすると、へこみ部分が女性の指でも小さいため、押し当てづらいという理由かもしれない。

今回はシルバーを試用。背面に指紋認証センサーを備える。デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)対応

SIMスロットは、microSIMとnanoSIMのデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)に対応。ただし、microSDカードとnanoSIMスロットは共通であるため、microSDカードを使用するときnanoSIMは使用できない。

測位センサーはGPS(A-GPS対応)、GLONASS、そして準天頂衛星「みちびき」によるQZSSに対応。各種ゲームに利用されるジャイロセンサーも搭載している。