米HPは、Mobile World Congress(MWC) 2017において、法人向け2in1デバイス「HP Pro x2」を発表した。12型フルHDディスプレイを搭載し、キックスタンドで自立するほか、薄型のトラベルキーボードが用意されている。発売時期や価格は国によって異なるが、ブースの説明員によれば「日本を含めたグローバルで発売する」という。

HP Pro x2

第7世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Kaby Lake)のCore i5、8GBメモリ、256GB SSDなどを搭載。ボディはフラットで、指紋センサーやNFC、LTE、スマートカードリーダーなど盛りだくさんなスペックだ。ワコムのAESベースのペンもサポートしており、幅広い用途で利用できる。

付属のトラベルキーボード

本体背面。指紋リーダーやNFCを搭載

本体側面。電源ボタン、ボリュームボタン、SIMカードスロットが並ぶ

本体上部にはスマートカードリーダー

ワコムベースのペンも搭載

Pro x2の分解モデルの展示

Windows Mobile「HP Elite x3」用アクセサリー

Windows Mobileを搭載した「HP Elite x3」用のアクセサリーとして、バーコードリーダー機能を追加するジャケットも展示されていた。HP Elite x3の背面に装着するだけでバーコードリーダー機能を追加できるため、さまざまなシーンで利用できるとしており、HP Elite x3の機能拡張としてアピールする。こちらもグローバルで展開し、日本での発売も想定しているという。

ジャケットを装着したHP Elite x3

HP Elite x3の独自端子で接続する

バーコードリーダー部