【レポート】

介護保険の手続き、経験してわかったその大変さと落とし穴

1 介護保険って何?

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介護保険制度、仕組みや手続きの方法を理解しよう

介護保険制度を活用してみませんか?

こんにちは、トイアンナです。唐突ですが、「介護保険」というキーワードをご存じですか? アラサー世代の方は、まだ若いし関係ないと思っているかもしれません。でもこの先、親や私たち自身もお世話になるであろう、とても頼りになるサービスです。

テレビで特集される介護には、「家族しか支援者がいない」「引き取ってくれる場所もない」といったネガティブなイメージがつきまといます。けれど、介護保険を詳しく理解してサービスを活用できれば、かなり介護の負担が軽くなることもあります。

私の場合、祖母が数年前から介護保険でサービスを受け、文字通り「これなしには生きられなかった」くらいの恩恵を受けました。その経験から"もっと制度を勉強したい"と考えた私は、エンディング全般の知識を得られる「終活カウンセラー」資格まで取ってしまいました。

ここからは実体験に介護の知識を交えながら、介護保険の良さや気を付けたいことをお伝えします。あなたの大事な人を守るため、そして自分の将来を守るために目を通していただければうれしいです。

誰がサービスを受けられるの?

介護保険の手続きってどうするの?

介護保険は、保険料を支払う代わりに介護の補助金を受けられる制度で、私たちは40歳になると加入しなければなりません。具体的には、65歳以上で身の回りのお世話へ支援・介護が必要になった方、さらに40歳以上で特定疾病にかかった方がサービスを受けられます。

特定疾病には、末期がんや認知症のほか、テレビドラマ『1リットルの涙』で有名になった脊髄小脳変性症のような病気も一部含まれています(参考: 厚生労働省「特定疾病の選定基準の考え方」より)。

サービスには、家事代行や身の回りのお世話などが含まれます。例えば入浴や掃除、食事の介助などに始まり、デイサービスへ通って精神面の元気を取り戻すこと、さらには介護に適した住宅リフォームまで支援対象です。

大事なポイントは、介護保険は「申請制」であること。せっかくの制度も要介護認定の申請をしなければ利用できません。都道府県が指定した介護業者でも申請は代行できますが、基本的には本人や家族が申請します。少しでも「助けが欲しいな」と思ったら、連絡してみましょう。

厚生労働省の報告によると、介護保険の認定を受けた数は2014年で605万人。高齢化の流れでこれからさらに増えていくとみられています。たとえ今はそうでなくとも、両親や祖父母が介護保険の対象になる日も、いつかやってくるかもしれません。

私も家族と一緒に、祖母の認知症発症にともなう介護保険の申請を行いました。ここから、簡単に申請の流れを見ていきましょう。

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目次
(1) 介護保険って何?
(2) 介護保険、要介護認定の手続きの流れ
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