雑貨デザイナーの宇田川一美です。この季節、たくさんのかわいらしい毛糸がおみせにならんでいます。そんな材料を見ながら、編み物の苦手な私がひらめいたアイテムは、ガラスの花瓶に着せるあったかいセーター。くるくる巻くだけ、簡単に作れます。今回も材料2つで作れる、かわいいインテリア雑貨です。

いろいろな毛糸で作っても楽しい

極太の毛糸ならざっくり、細めの毛糸なら繊細な感じに仕上がります。見た目よりもとってもかんたんですよ!

さあ、作ってみましょう

今回の材料は、ワイヤーつきガラスボトル花瓶と、毛糸です。こんな極太の毛糸なら、時間もかからずさくさく作れます。

材料は左から花瓶、毛糸のみ

はじめに、ワイヤーを外します。毛糸を巻いたらまた付け直すので、すこし広げるだけにしましょう。

まずワイヤーを外します

毛糸をボトルのまわりに貼っていきます

ボトルの口元にグルリと両面テープを貼ります。ここから毛糸を貼っていきます。

口元に両面テープを貼ります

ボトル全体にも、このように等間隔に両面テープをぐるっと貼っていきましょう。間隔は2~3cmあければ大丈夫です。

3~4箇所グルリと貼ります

両面テープのはくり紙を剥がしたら、一番上から、毛糸を巻いていきます。

さあ、巻き始めましょう

どんどん巻いていきます

最後まで、どんどん巻いていきます。あとすこし!

できあがり!

ワイヤーをもとのようにとりつけて、できあがりです。毛糸のほっこり感に、黒いワイヤーがいいアクセントになりました。お散歩途中で手にした花を飾ったりして楽しんでみてはいかがでしょうか。

季節の花をかざってもいいですね

巻くだけの手作りインテリア。暖かくなったらまたガラスの花瓶としてつかえるので、そんな「インテリアのころもがえ」もおもしろいですよね。最近は100均にもそのままでかわいいデザインのアイテムがふえてきましたが、こんなふうにすこし手仕事をプラスすると、あたらしい発見があります。

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著者プロフィール: 宇田川一美(うだがわかずみ)

雑貨デザイナー。フリーでメーカーとの商品企画や販促やMD 提案など、雑貨に関する多様な事に関わっています。また、手づくりのワークショップも行っています。
著書に『イラストとクラフトで手づくりライフログノート』(技術評論社) 『ちょいワザ文具術』(ポプラ社)など。
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