ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。

■5位:比嘉愛未が福士誠治と婚前破局。涙の傷心タイ旅行

比嘉愛未(左)と福士誠治

『女性自身』が比嘉愛未(30)と福士誠治(33)の破局を報じた。2015年2月の熱愛報道後、順調な交際ぶりをうかがわせるなど、「結婚間近か」とも言われていたが、昨年10月に別れていたようだ。

スポーツ紙では「多忙によるすれ違い」を破局の理由としていたが、同誌は「仕事量と収入の格差」と推測。「次々に大きな仕事が決まる比嘉を、福士は素直な気持ちで受け止められなかった」と指摘する。さらに、福士は比嘉との結婚を考えていたが、比嘉は「互いに仕事で大成してから」という気持ちが強く、すれ違ってしまったという。

比嘉は福士のことを好きだからこそ、「このまま付き合っていたら彼をダメにしてしまう」と考えて別れを決意。2人で過ごすはずだった年末は、女友達とのタイ旅行に変更した。それだけでなく、「破局以来、記憶がなくなるほど飲むなど酒量が増えている」と書かれているが、確かに比嘉は沖縄出身で明るい性格だけにベロンベロンの姿がイメージできる。「本人が望みさえすれば恋のチャンスはいくらでもある」のは言うまでもない。

■4位:大河ヒロイン・柴咲コウ、「資産50億円」IT社長と六本木の夜

柴咲コウ

『FLASH』が柴咲コウ(35)の新たな交際を思わせるネタを投入した。

2月中旬の夜、場所は六本木のワインバー、相手男性はIT起業家・藪考樹氏(46)。野球ゲーム『モバプロ』の配信などを手がけるモブキャストの創業社長で、「保有株式の時価総額は約50億円」とも言われる。そんな億万長者と柴咲が交際か!? 昨年、和牛ビジネスを手がける実業家との「交際」と「スピード破局」を報じられたばかりだけに、そう感じてもおかしくないだろう。

同誌記者が藪氏を直撃すると、「彼女がやっている仕事の相談相手。もう7年くらいになる」「(交際は)ありません(笑)。弁護士も一緒でした」と交際を否定。しかし、大河ドラマ『おんな城主 直虎』で主演を務める柴咲は、この日、舞台となっている静岡県浜松市でのイベントを終えて、「帰京したその足で男性と会っていた」というから距離感の近さは間違いない。交際はさておき、5時間に及ぶ話し合いの内容は何なのか? 超多忙の間を縫って行われた"密談"だけに、今後は記者たちのマークが厳しくなりそうだ。

■3位:松田龍平が離婚へ。妻・太田莉菜との別居に若手俳優の影

松田龍平(左)と太田莉菜

『女性セブン』が松田龍平(33)、太田莉菜(29)夫妻の別居と離婚危機を報じた。

事の発端は、莉菜の失踪。一昨年の秋、龍平が長期ロケで家を不在にしていたとき、莉菜は「娘(7)を残して自宅から姿を消した」という。その間、娘の世話をしているのは龍平の母・松田美由紀(55)。しかし、ただの失踪ではなかった。

莉菜は産後復帰した際に、事務所を移籍。業界内のつき合いが増えて深夜のパーティーなどに顔を出すことが多くなっていた。そのとき、仕事で知り合った人気の若手俳優と"特別な仲"になり、家を空けてしまったという。一方、龍平は「娘のためにやり直そう」という思いから話し合いを続けていたものの、ついに離婚を決意。すでに莉菜も同意していて、龍平の出演ドラマが終わったタイミングで離婚届が提出されるらしい。

そんな龍平の所属事務所代表でもある母・美由紀は、「別居は事実ですが、後は本人たちに任せています。何より子供のことがいちばん気がかりですね」と冷静にコメント。美由紀は莉菜を実の娘のようにかわいがっていたが、代表として関係者に迷惑をかけないために、怒りをこらえているのだろうか。

■2位:放牧中の「いきものがかり」山下穂尊が美女2人をお持ち帰り

いきものがかり・山下穂尊

「突然、活動休止した 人気バンドのモテ担当は 美女牧場を建設中だった」。『FRIDAY』が、ややウケの見出しでスクープを報じた。

いきものがかりといえば、素朴なイメージがある上に、今年1月にいきなり「活動休止=放牧宣言」をしたばかりだけに衝撃は大きい。今回の主役・山下穂尊(34)は、メンバーの中でも都会派のルックスで、いわゆる「モテ担当」。確かに、美女2人とのスクープ写真を見ても様になっている。

1人目は、2月上旬の19時30分すぎ、愛車のチェロキーで帰宅した山下は、OL風の色白美女を部屋に優しくエスコート。さらに2週間後の22時すぎ、今度はアイドル風の美女と焼き肉店で食事したあと、自宅マンションへ。つまり、キレイ系とカワイイ系の両美女をお持ち帰りしていたことになる。2股か、それとも遊びか。「部屋で美女たちを放牧しているだけ」なんてトボけた言い訳も聞いてみたい。

■1位:清水富美加は"ベッキー2世"だった。不倫相手がまさかの自白

清水富美加

世間をさわがしている清水富美加(22)の「幸福の科学、出家騒動」に新展開。何と清水がベッキーと同じ時期に、同じように嘘をつかれて不倫をしていたというのだ。

相手はロックバンドKANA-BOONのベーシスト・飯田祐馬(26)。清水は相手の名前を明かしていなかったが、「以前から2人の交際を知っていた『スポーツニッポン』からの問い合わせを受けて"自白"したのではないか」と言われている。

しかし当初、飯田の所属事務所は『週刊文春』に、「2015年6月から9月までの4カ月弱交際していたことを飯田が認め、それ以降は会っていない」と言っていたが、これは嘘だったことが発覚した。実際に2人が別れたのは2016年1月。まさにベッキー(32)と川谷絵音(28)のゲス不倫が報じられていたころであり、嘘をついたのは「この騒動を見て別れたのがバレたらマズい」と思ったからだろう。

しかし、飯田は「いずれ嘘がバレる」と焦ったのか、「妻がいるのを隠していたこと」や「妻との離婚をほのめかして2016年1月まで交際を続けたこと」を書いた謝罪文を公開した。

経緯を見る限り、飯田が仕事で心身ともに疲れ果てた清水の拠りどころとなっていたのは間違いないだろう。

仕事と恋愛の両面で闇を抱えた清水が、こらえきれずに「すべてを捨てて出家しよう」と思ったとしたら、その気持ちは分からないでもない。ただ、川谷を彷彿とさせる「マッシュルームカットの男が好き」という感覚が理解できない人は多いだろう。

□おまけの1本「ジャニーズJr.京本大我が風俗嬢と暴行トラブルで出禁」

『FLASH』がジャニーズJr.の中心メンバーで、京本政樹(58)の一人息子としても知られる京本大我(22)のスキャンダルを報じた。何と、「昨年暮れに性感マッサージの女性とトラブルになり、出禁になった」というのだ。

京本が利用したのは、派遣型の会員制性感マッサージ店。男性からのおさわりは禁止らしいが、店の女性は、「『京本に本番を強要された』と涙ながらに訴えた」というから穏やかではない。

同誌は20代後半で、ほしのあき似の該当女性と、被害を受けたという渋谷のラブホテルで話を聞いた。女性はすぐに相手が京本であることに気づいたようだが、ふだん通り背中のマッサージからはじめる。その後、仰向けにして太ももをマッサージしているとき、京本が急に起き上がり、頭を手で押さえられ、「無理やり口で……。頭をガンガン乱暴に動かされ、とにかく苦しかった」と生々しく話した。乱暴は"最後"まで続き、傷ついた女性は自宅に引きこもっていたが、約1カ月後に決心して店側に告白し、京本を出入り禁止にしてもらったという。

記者の直撃を受けた京本は、「(ホテルには)行っていない。まったく関係ない。これ以上は事務所に聞いてください」の一点張り。一方、所属事務所は代理人の弁護士を通して、「ご指摘の日時ごろ、出張マッサージを受けたことは事実ですが、性交渉に及んだり、ましてや力ずくで何らかの行為を強要した事実は断じてございません」とコメントした。ホテルでの出来事に関する証言は食い違っているが、京本がマッサージを利用していたことはあっさり。それでいいのか、ジャニーズ……。

■著者プロフィール
木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。