「仮面ライダー生誕45周年プロジェクト」の一環として、オリジナル作品『仮面戦隊ゴライダー』が、auの動画配信サービス「ビデオパス」にて3月25日から配信されることが明らかになった。『仮面ライダー鎧武』の仮面ライダーバロンや『仮面ライダーエグゼイド』の仮面ライダーレーザーなど、本編では散っていった名戦士たちがまさかの"復活"を果たす本作。お祭り作品の雰囲気漂うタイトルながら、平成ライダーファンにとってはたまらない内容になりそうだ。

本作でオリジナルキャストとして復活するのは、『仮面ライダーアギト』アナザーアギト、『仮面ライダー剣』仮面ライダーブレイド、『仮面ライダー鎧武』からは仮面ライダーバロンと仮面ライダーマリカ、『仮面ライダーエグゼイド』仮面ライダーレーザーの5人。『仮面ライダーエグゼイド』の宝生永夢/仮面ライダーエグゼイドが、閉じ込められた空間で彼らと出会う。死んだはずの彼らがなぜここにいるのか? 永夢もすでに死んでいるのか? この状況を仕組んだのは誰なのか? 何のために彼らが選ばれたのか? 続々と出現する怪人たちと、脱出を阻む罠。そして、究極のスーパーヒーロー「仮面戦隊ゴライダー」とは何なのか? 謎が謎を呼びつつ物語は進んでいく。

公開されたビジュアルでは、「仮面戦隊ゴライダー」と思しき5色のスーツに身を包んだライダーたち。そして、樋口隆則(木野薫/アナザーアギト)、椿隆之(剣崎一真/仮面ライダーブレイド)、小林豊(駆紋戒斗/仮面ライダーバロン)、佃井皆美(湊耀子/仮面ライダーマリカ)、小野塚勇人(九条貴利矢/仮面ライダーレーザー)たちが顔をそろえたカットも。そういえば変身後の姿でも、バロン(赤)、ブレイド(青)、レーザー(黄)、アナザーアギト(緑)、マリカ(桃)の5色であるのは偶然なのか……という点も気になるところ。

監督には『仮面ライダーゴースト』のスピンオフ作品『ゴースト RE:BIRTH 仮面ライダースペクター』で初の長編演出デビューを飾った上堀内佳寿也氏。脚本は、『手裏剣戦隊ニンニンジャー』などを手がけた下山健人氏が担当する。またプロデューサーには、戦隊や平成ライダーで手腕を振るってきた白倉伸一郎氏、高橋一浩氏、大森敬仁氏らが名を連ねた。戦隊×仮面ライダーという要素だけではなく、平成ライダーの中でも作品をまたいだコラボレーションが期待できそうな布陣となっている。

ストーリーは3話構成で、第1話は映画『超スーパーヒーロー大戦』の公開に合わせて3月25日に配信開始。第2話配信は4月1日、第3話配信は4月8日と続く。視聴には、「ビデオパス」への会員登録が必要となる。

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