CP+2017のシタムロンブースでは、先日発表された「SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A025)」、「10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLD (ModelB023)」を試用できた。

SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2(A025)は、「SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD (Model A009)」の後継モデルとなる。光学系を見直し、AF速度とAF精度を向上させた、フルサイズ対応の大口径望遠ズームレンズだ。特に、手ぶれ補正機構は最大5段分の効果が得られる。税別価格は175,000円。

前面レンズには防汚コートを施したり、防滴防塵になるなど、細かな部分もブラッシュアップ

一方の10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLD(Model B001)は、APS-C対応レンズで、「SP AF10-24mm F/3.5-4.5 Di II LD Aspherical IF」の後継。製品名にある「VC」からも分かるとおり、広角ズームレンズでありながら手ぶれ補正機構を新たに搭載した。ニコンマウント用には、電磁絞りが採用されている。税別価格は70,000円。

35mm換算で16~37mm相当の超広角ズームレンズ。光学系が見直され、AFモーターにも新型を搭載

発売されたばかりの「SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A030)」も、タッチ&トライコーナーで試用できた。前モデル「SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A005)」からレンズ構成は変更されていないが、ボディデザインが新しくなった。また、AF速度とAF精度が向上したほか、手ぶれ補正機構の性能がアップしている。

手ぶれ補正機構の効果は4段分となった。レンズ前面には防汚コートが新たに施されている

CP+のタムロンブースといえば、レンズクリーニングコーナーが恒例となっており、もちろん今年も実施。タムロンのレンズを持参すれば、無料でクリーニングしてくれる。毎年多くの人が利用しているが、今年は整理券を配布しているので、並んで待つ必要がなくなった。

タムロンブースのレンズクリーニングコーナー