【レポート】

日本文化を「顔」で楽しむ 歌舞伎のフェイスパックはどうやって誕生したか

1 歌舞伎パックはどうして誕生した

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日本文化を「顔」で楽しむ

近ごろ話題の「デザインフェイスパック」は、歌舞伎の隈取や、アニメのキャラクターなど現在50種類以上の絵柄がある美容用のフェイスパック。1枚入りと2枚入りがあるが、1000円以内で買える価格帯で、手軽に購入できるから、訪日外国人がお土産としてよく購入していくという。顔に張るとインパクトの強い絵になるので、SNSに自撮りを投稿する人も多く、今では世界中に拡散しているのだ。

キレイになれて、面白い。話のタネになるから土産にちょうどいい!

日本文化を「顔」で楽しむ

今では年間300万個が売れるというフェイスパック。このうち100万個を占める歌舞伎の隈取は歌舞伎役者・市川染五郎氏の監修で作られていて、伊勢志摩サミット公式のお土産として各国の代表団にも配られるほどだ。フェイスパックには、歌舞伎とはなにか、隈取とはなにかといった情報が日本語と英語で書かれた説明書が一緒に入っているため、歌舞伎に詳しくない人でも楽しむことができるようになっている。

伊勢志摩サミットの公式お土産にもなった!

そのほかにも、ヤッターマンのドロンジョや、ラスカルなど人気アニメのキャラクターや、京劇や劇団四季の演目に出てくる役のマスクなどもある。

商品そのものだけでなく、日本の文化を学べ、装着すると笑いが起きる。どこの国の人でも、どんな人種の人でも楽しめるコンセプトの分かりやすさなどが、業種を超えた新たな価値を創造したとして、「第1回クールジャパン・マッチングアワード」の審査員特別賞を受賞した。審査員からは、「今までフェイスパックの時間は人に見られたくない時間だったが、自慢したくなる時間になった」とコメント、SNSへの親和性の高さと様々なキャラクターとのコラボレーションの可能性があることから、今後さらに日本文化を世界に広めていくことに期待を寄せた。

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目次
(1) 歌舞伎パックはどうして誕生した
(2) お菓子の企業がフェイスパックを作る
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